まち

荏原町にシャトレーゼ

荏原町商店街を日々歩くのだが店の入れ替わりが相変わらずある。そのうちのひとつ。石井薬局が縮小したあとにできた空き部分のはなし。 mukunokiyasuo.hatenablog.com 半年以上空き店舗スペースのままだったのだが8月頃から内装工事が入るのが見てとれるよ…

2015年の本門寺御会式散歩

一昨年は友達一家と落ち合って池上本門寺の御会式で万灯が練ってゆくのを眺めたのだが、今年は万灯練供養の日には行かなかった。中学生にあがった長男は前日に見に行くといって出かけていった。私は二日続けて大学合気道部の合同稽古に参加して帰ってきたと…

補助第29号線と馬込

大森駅からジャーマン通りを通って環七通りに出る辺りを馬込銀座といい、昭和三十年代には繁華を極めた商店街であったことは何度か書いている。今はまぁ、かつての賑わいはないが「山王銀座商店会」として存在している。環七通りから少し東馬込に入ったとこ…

池上梅園の聴雨庵での個展

秋の連休が始まった。特に遠出とかは予定しておらずのんびり過ごす予定にしている。ドイツのひとは国内旅行をあまりしない、みたいなお話しをつい先日読んだばかりなのだが(日本に来たドイツ人が最初に驚くこと|「小顔」ってニホンではホメ言葉なんだ!? ~…

南馬込北野神社の神輿宮入り

馬込辺りの秋の御祭礼は九月の第二週の週末に行われる。今年2015年は先週末、9月12日と13日に執り行われた。今までも何かしら秋祭りについて書いているのでこの辺りの週末にはこのブログのアクセスが増えたりする。今年は終わってから書くのであま…

大田区民スポーツ大会の開会式

京急梅屋敷駅から第一京浜道沿いにちょっと歩くと大田区立総合体育館がある。一昨年に立派に建て替えられて以来一度も行ったことがなかったが区民スポーツ大会の開会式が総合体育館であり行ってきた。区民スポーツ大会のなかで合気道の体験教室があるのに同…

ジャーマン通りのガソリンスタンド

JR大森駅から馬込銀座まで通っていて環七通りに抜ける道をジャーマン通りという。馬込銀座寄りにかつてドイツ学園があったことによりこのような通りの名前となっている。馬込銀座は昭和三十年代は商店街としてそれはそれは賑やかだった……というのはその時…

日光陶器さんの閉店

昨年消費税が5%から8%にあがった際、当然ながら値段に上乗せされることとなったし、どこで切り替えるのかというようなことが商売する側の話題になっていたことがあった。喉元過ぎれば忘れてしまっているが、その際に個人商店としてごくまっとうな対応を…

天野屋の甘酒

1月2日の初詣に神田明神様へ詣でたのだが、大混雑のなか参道の屋台で肉巻きおにぎりやじゃがバターを購入して表通り沿いで家族でしゃがんで食べた。そのあと参道の鳥居のたもとにある天野屋さんを覗いていった。 天野屋は甘酒や納豆、味噌といった醸造食品…

荏原町のドラッグストア商戦

東急大井町線の荏原町駅前の商店街には、もともとセイジョーと石井薬局というドラッグストアがあった。セイジョーはドラッグストアチェーンで、スーパーオオゼキの旗の台店の向かいにある。石井薬局はそれなりの店の広さだがチェーン店ではないらしかった。…

神田明神様でなにかありましたか

本日1月2日、家族で神田明神まで2015年の初詣でに行ってきた。 我が家は2005年6月に大阪から大田区馬込に転居してきて今に至るのだが、最初に迎えた2006年の正月から初詣は馬込の神社と神田明神と決めている。東京にも大きなお宮がいくつかあ…

ロケ地大森銀座 第三回

2014年の年末は帰郷せず東京で過ごすこととしている。年末休みに入れば東京でも行くところはいくつも思いつくのだが、残念なことに東京では12月中旬頃から急激にインフルエンザのA型が流行し、我が家でも長男が12月17日に発熱、早々に罹ってしま…

馬込の地名 松原及び三本松

環七通りの上を第二京浜道路が通るのが松原橋で、日本国内でも大気の汚染の具合が最もよろしくない地点のひとつとして知られている。松原というと先に書いた赤羽という旧の小字の南かとおもっている。公園やマンションの名前に今も使われている字名である。 …

酒蔵一番のあと

先週末の30日に大田区合気道会の昇段審査に合格された方のお祝いをしたのだが、今まで使っていた大森銀座のなかにある酒蔵一番ではなく、樽屋というチェーンの居酒屋さんだった。当日に実は酒蔵一番がとっくに閉店してしまっていたということを知った。 酒…

国宝とメンチカツ

上野の国立科学博物館に時々子ども達を連れていく。一番最近は哺乳類展に行ったのだが、その際に長男がすぐそばにある国立博物館である国宝展にも行ってみたいと言った。キラリとお父さんの目が光るところで、11月3日の文化の日に家族で行ってきた。 国宝…

ゴッホと小江戸

長男が先日母親に「ミロのヴィーナスとか、ゴッホとかピカソの絵をみてみたい」と言ったというはなしが、帰宅して妻と話しをしていて出た。 亡くなった私の母は教職員免許をとって教育実習までやったが結局現場に立たずに結婚して私を産んだというひとで、私…

神仏混淆の光景

今年は御会式は見にいかなかった。妻はもともと人混みがそんなに好きではない。このたびは長男も同じようなことを言った。歩いて行ける距離の神社の秋祭りは友達も集まるし行くのだが、わざわざ出かけて行くような距離のお祭りはいい、という。 今日は東急荏…

古い店舗の生き先

池上本門寺の門前に「蓮月」という蕎麦屋があった。「蓮月庵」だったかもしれない。本門寺の山門を前にして左の方に行くと本町稲荷があるが、その前辺り。 先日閉店されたときいた。行ってみると貼紙がしてひっそりとしていた。天使のラッパの花が美事に咲い…

馬込の地名 赤羽

先に「続日本紀の乗潴駅ではないか」という説で紹介した天沼の南にあった小字を赤羽という。新馬込橋の架け替えの話しを先日書いたばかりだが、この新馬込橋辺りも含まれる。現在の「三本松町会」に近い領域ではないかとおもわれ、三本松の町会名があるため…

馬込辺りの秋祭り

8月より日照時間がどこの地域も短く、既に野菜の値段は高騰し米をはじめ作物の出来がなんとも心配な2014年だがとにかくも秋祭りのシーズンが来た。東京での夏祭りは作物の出来と身近ではないこともあって淡々と始まっているようにもおもえる。 昨年を振…

新馬込橋の架けかえ

新馬込橋とは馬込のバス通りにかかる橋で中馬込と北馬込を渡している。下は環七通りが通っている。バス通りは馬込の丘の稜線を通っていて、環七はそれを阻む谷になっているのでこの橋は馬込にとっては重要度の高い施設だとおもう。ちなみに「新」というのは…

馬込の地名 梅田と根古谷

大阪でタクシーに乗って「大阪駅まで」と行き先を伝えたら「梅田ね」と言い直された、と文句をいうよそから出張に来られた方の話しを聞いたころがある。確かに大阪に住んでいれば「梅田」という方が自然なのだがタクシーの運転手さんも偏屈過ぎたようだ。 現…

馬込の地名 平張と谷中

馬込八幡神社の狛犬の台座には大きく「平張谷」と刻まれている。平張というと現在の行政上の地名には残っていないが馬込に住んでいると普通に耳に目にすることがある旧町名のひとつ。平張の集会所は裏にあるお稲荷様の社務所を兼ねていて近隣の神社のお祭り…

馬込大倉山のいちねん

大田区合気道会の日曜日の道場となる南馬込文化センターは大倉山公園という小高い丘の頂にある公園と隣り合っていて行き来ができるようになっている。馬込のこの辺りで一番標高が高いのがバス通り(馬込本通り)だが、そこから山王との間の「谷」に向けて下…

佐伯山緑地

太田神社の例大祭に参って来た時の余録。 佐伯山緑地の前を通ったのだが実はできてから一度も佐伯山に登ってみていない。山といって小高い丘ぐらいのもので階段を登れば公園として整備されている。長男を誘って登ってきた。 パノラマで撮ってみた。この先は…

太田神社の例大祭

太田神社は大田区中央にある神社。大森山王や馬込からみると池上本門寺の方に行ったところにあり実は長いこと私にとっては前を素通りするお宮さんだった。境内が丘の上にあって参道の急な階段を登って初めて参詣できるような場所だったのでその労をとること…

馬込長遠寺の枝垂桜

「長遠寺(ちょうおんじ)のしだれ桜がきれいですよ」と教えてもらったのはおそらく馬込に越してきて割りとすぐのこと、このブログのコメントだったかとおもうが改めて検索すると見つけられない。教えていただいた方も覚えていて、ブログのコメント欄では何…

西馬込の大柳

昨日馬込から荏原町のパルモ荏原町整骨院に行くのに普段使うバス通り(馬込本通り)を使わず途中まで暗渠化された内川流路沿いを通って行ったのだが、二軒の八百屋が同じように潰れて更地になっていた。一軒は馬込区民センターの前の坂を下りきったところの…

「散歩の達人」東急大井町線特集を楽しみにしてたら思わぬところで心配になるの巻

先に「散歩の達人」という雑誌で荏原町の伊豆屋酒店さんが取り上げられた話を書いた。そして次号が東急大井町線沿線特集だから、また買えってことだな……などと書いていた。 その次号が書店に並んだのをみて買ってみたのだが、買うのに先立って同じく荏原町駅…

巴水のひかり

昨年末から近くにある大田区立郷土博物館で「川瀬巴水―生誕130年記念―」というのが開かれていて、そのうち行こう、そのうち行こうと考えているうちに会期終わりに近づいてきて焦っていた。今日はこの冬二度目の大雪のあと、上の子は午後から塾だったりするも…