無印良品の椅子

 先日長く使ってきた折りたたみ式のいすを粗大ごみとして廃棄した。

 

 どれくらい使ったのか記憶が曖昧になりつつあるぐらい長く使っていたが、2000年頃に大阪は千里中央無印良品で購入した、ということだけ覚えているから20年ほどは使ったことになる。座面が布を張ってあったのが破れてしまい中のクッション部分もちぎれてしまい、座面のコルク部分が露出してしまっている。この状態に陥って既に10年は経っているはずだが構わず使い続けてきた。2019年頃から在宅でのリモートワークを行うようになり、昨年のパンデミック発生でより推進されリモートワークの日数の方を多くすることとなって今に至るのだがこの椅子で作業していて利用頻度があがっていた。

 

 子供達にはそれぞれ勉強用に今時の座り心地の良い椅子を買っているので私の椅子が一番みすぼらしいということになっていた。私はそれでも気にしていなかったのだが、その姿を後ろからみている妻が見兼ねて意見してくれ、いっそ廃棄することとした。まず捨てないと新しいものは入って来ない、ということで。だが現時点でまだ次の椅子は買っておらず、子供の椅子を借りたり、食卓の木製の椅子を使ったりしている。私もニトリなどに行って新たに椅子を買うかとも思ったが、次男がゲーミングチェアの購入を検討しているそうなので彼の椅子を譲り受けるかもしれない。

 

 

 千里中央には今も無印良品の店舗があるようだが私が東京に移ったあとに駅の西側に出来ているイオン SENRITO という商業施設内にありこの店舗には私は行ったことがない。この椅子はセルシー広場の舞台の背後にかつてあった無印良品の店舗で購入した。セルシーは店舗の退去が進んでいると聞いていて寂しくなっているのかと推測している。今の無印良品のネットショップで椅子をみてもこのような折りたためるタイプのいすはラインナップになくとっくの昔に生産が止められている商品なのかもしれない。座面の劣化はともかく本体は全く不具合なかったので、無印良品らしい良い商品だったとおもっている。

 

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