東馬込サイクリング

 長男の自転車のハンドルがちょっと曲がってるんじゃないかと家内が言うので、自転車やさんに見てもらいに行って来た。私が見ると曲がっているか曲がっていないのか微妙で、実際本人も不平を言わずに乗っている。

 私の自転車も前輪のブレーキが利かなくなっていたのに気がついていたので、長男は自分の自転車で、次男を私の自転車の子供用シートに乗せて行くことにした。行き先は長男の補助輪をとってもらった馬込銀座の「飯合自転車」である。

 さて、長男はまだ交通ルールを守って走れるか不安な部分があるので、近所の公園ぐらいまでしか自転車では行かせたことがない。行くときは必ず親がついていく。

 馬込銀座に行くには、環七とジャーマン通りを渡らないといけない。先にいかないよう言い聞かせて、自分の自転車の少し前を走らせながら自動車があまり通らない裏道を行った。

 見てもらったら長男の自転車はハンドル曲がっておらず、カゴが曲がっているので錯覚しただけと判明。私の自転車はブレーキバッドがすりへってゴムの部分が吹っ飛んでいたものと判明した。私だけブレーキパッドを交換してもらって900円。

 店を出て長男にどっちから帰る? ときくと、来た方と反対を指差すので遠回りもいいかと東馬込の住宅地のなかを走り出した。JRの踏切を渡ったり、新幹線の下をくぐったり、坂を登ったり降りたり、果ては階段を自転車を抱えて登ったりしてうろうろし、最後に環七の「醤道」の道向かい辺りに出てきて帰った。長男にとってはじめてのサイクリングだったがおもしろかっただろうか。