伝染する人にものもらい顔

 私は「人に道きかれ顔」で「人にものもらい顔」だと自称している。そのように前住んでいた大阪豊中の上新田で、夏祭りの準備会合だかでそのように申し上げたところ、近所のご婦人方に大爆笑された経験があるので、正しい自己評価だとおもう。

 本日、萩中公園で遊んだあと、ポケモンのビデオを買いに蒲田に行った。おばあちゃん(家内の母親)が「子供にポケモンのビデオを買ってやりなさい」と鶴の声が前の晩にあったのだ。

 最終的にパリオのヴァージンメガストアでDVDを購入したのだが、その前にサンカマタで買い物をしたところ、抽選券をもらった。6階でお菓子のつかみ取りが出来るという。行ってみると、狭いエレベータ前にすごい行列。

 私は次男がバギーで寝ていたので前の文房具店前で待っていたところ、だいぶ経って家内と長男の順番となったが、いやにながいことつかみ取りの前で粘っている。出てきて聞くと、回りのおばちゃんに次々と券をゆずってもらい、順番が来たときには9枚になっていたのだということ。9回つかみ取りをしていたのだ。

 おばさまたちは、単に並ぶのがいやになられたのだろうが、それを集中して貰い受けるとは私の個性が家内と子供に伝染ったのか。それとも、長男生まれ持っての魅力か(親バカ)。淀屋橋駅の自動券売機前で、1日周遊券を京都に帰るご婦人からもらいうけること複数回の私の個性が伝染ったような気がするが気のせいか。

 ちなみに先月家内は、西馬込で見知らぬご婦人が山のように持っていた玉葱を「買いすぎてしまったから」とお裾分けしてもらっている。やっぱりうつってる。