さらば愛用品

 夕食時、晩酌に愛用していたビアマグを落として割ってしまった。下の写真右上がそれである。(この時の料理はマグロの山かけ丼)

 丁度中身は飲み干したところだったのだが、隣にいた長男が何かで身を乗り出したところ体に当たって転がり落ち、そのまま砕けてしまった。

 このビアマグは小松健さんという陶芸家が焼いたものだ。この方とはひょんなことで知り合いになり、萩の近郊の川上村という、とてつもない辺鄙な場所の窯を尋ねていた縁で、自分らの結婚式の際引き出物を依頼した。ビアマグと、小ぶりの鉢の2種類を依頼したのだが、そもそも自分らが普段使いにほしいものを頼んだもので、自分らの分もその時に焼いて頂いて購入していた。ビアマグは3種類あるが、そのうちのひとつをずっと使っていたところ、とうとう不燃ごみにしてしまった。

 多分小松さんからまた購入することも可能だろうが、まずは残りの2つを使うことにする。