もの語り

於吉奈我河考2

中九兵衛さんから、近著『於吉奈我河考(おきなががわこう)2』(実際はローマ数字の2である。機種依存文字のため、通常の数字で表記)と小学生向けにつくられた『ジュニア版 甚兵衛と大和川』をお送り頂いた。前者は「大和川叢書」の第一弾として自費出版…

吉祥寺のイベント

「マチともの語り」に発表された『浴槽』という作品のイベントの告知が出ている。吉祥寺にあるギャラリーで開かれる。吉祥寺であるのなら行きたい気がするが、子供の水疱瘡の様子と相談になるなぁ、と考えている。『浴槽』は写真家がひとり、書き手が二人で…

連休の忘れ物

梅雨入りしたはずだが、梅雨どこへ行ったのだろうか、というような上天気が2日続いている。うちは長男が水疱瘡で、次男もうつっているはずだから家内が幼稚園のバザーへ出かけるくらいだ。私は家に居て、近所に車で買い物に行き、子供と自動車の中で待って…

クリエイティブ・コモンズ

2、3ヶ月前に、Webサービスで電子書籍に関連する新サービスのアイデアを夢想しネット検索していた際、クリエイティブ・コモンズというものが目にとまった。→「Creative Commons Japan - クリエイティブ・コモンズ・ジャパン」 クリエイティブ・コモンズ…

dwango.jp(ブック)、というか携帯小説の今後

先月の25日にボイジャー社(monokatari.jp発の電子書籍はボイジャー社のT-Time対応である。私もT-Timeを購入、利用している)からのダイレクトメールで下記のような案内があった。 =================================================== ★ 総合電子書籍サ…

松旭斎天勝と三島由紀夫

大田文化の森で三島由紀夫の『仮面の告白』の文庫版を借りて読んでいた。返却期日が来たので途中で返してしまったので、また借りて読もうとおもう。『仮面の告白』の最初の部分で、「汚穢屋の青年に魅せられる」のような印象的な逸話がいくつか語られるが、…

『邪魅の雫』(京極夏彦)

大田文化の森で京極堂のシリーズの最新刊を借りていた。このシリーズはだいぶ以前、深夜まで読み耽ってしまうので遅刻が多くなり、仕事場で上司にチェックされるに至ったこともある。前作の『陰摩羅鬼の瑕』は、読んでいて途中で結末を予想できてしまった。…

「おふくろさん」論争についての雑感

「おふくろさん」の作詞をされた川内康範さんが、このうたの冒頭に相談なしに歌詞が付け加えられているとして森進一さんに抗議している、というニュースを見て、最初は松本零士さんから槙原敬之さんへの抗議みたいな話かと思ったが、川内康範という方がどう…

整形

『猫間川をさがせ』のT-Time用整形をやっていた。 T-Timeという電子書籍リーダーソフトは.bookの拡張子の書籍データを表示させるが、テキストやHTMLも表示できる(→ボイジャー社の広報参照)。このうちHTML形式(実際はT-Time用の拡張タグともいえるものが追…

編集ツールは

赤入れしたWord版『猫間川をさがせ』について、SNS内でいくつかアドバイスを頂いた。 ひとつは、AdobeIllustrator。製版作業を意識したアドバイスも頂いた。 もうひとつは、O's Editor2というシェアウェア。縦書き表示でき、入力文字のチェックもできるよう…

赤入れの仕上げ

更新しなくなった間、『猫間川をさがせ』の赤入れ仕上げをずっとやっていた。手を入れた文章をMS/Wordの縦書き形式に打ち直し、文字数行数合わせ、写真の配置を直して本として見た体裁をイメージできるようなものとしていた。 昨晩いったん仕上がったので、…

赤入れ開始一ヶ月

『猫間川をさがせ』に赤入れをする、という話を書いたのが10月20日。一ヵ月後をめどに、といっていたから、丁度いまが納期だ。 今日はいちにち雨だったので、一家で家にいた。その一部の時間、子供たちをなんとか言いくるめながら、リビングのテーブルで…

赤入れ

「大和川叢書」というシリーズを「マチともの語り」の中で刊行していけないか、という試みを始めてもうすぐ一ヶ月経つ。これといって成果がないのだが、間接的に協力して頂く場面もある。 大阪都市文化研究会という団体があり、刊行雑誌『都市文化研究』25…

フクオカなSNS

「tantan(たんたん)」という、SNSに登録した。「地域SNS」という括りでみると、福岡には別に「VARRY」というSNSがある。「tantan」は「マチともの語り」でお世話になっているMAOさんの「眺(TIAO)」という会社が関わっていて、その関係で教…

大和川叢書プロジェクト

先に「こんなたくらみ」というエントリーで書いた「大和川叢書プロジェクト」だが、手始めに原稿を募る文章を、『猫間川をさがせ』の「語り部・語り場(作家の呟き)」カテゴリに書き込んだ。→「大和川叢書」をつくりませんか 今のところ「マチともの語り」の…

こんなたくらみ

「まちともの語り」に1作品、書いていて、この場でどんなことが出来るだろうか、ということを日々考えている。「次回作」ももちろん書きたい訳だが、WEB上での公開であるとか、電子出版も含めた出版のあり方というのは未知数で、どのような形式が標準と…