連続祭事

 昨日の皇霊祭だが、本日は祖母の五十日祭である。しかも、母の一年祭と丁度重なっていて、両方やることになっていた。

 神職さんも大変だが、この場合まとめてお祭りをする、という訳にはいかない。それぞれお祭りしないといけない。日をずらしてやってもいいのだが、来て頂く親戚の方々に無理な話で、同じ日に続けてやることとなった。

 こうなると運営もまた大変で、父親が段取りを組んで、昨日は私ら夫婦と、妹夫婦と打ち合わせをして、タイムスケジュールや役割分担を決めて臨んだ。

 9時から祖母の五十日祭を自宅の祭壇で行い、お骨をお墓(うちの墓地は近くの公営墓地にある)に運んで収め、納骨祭を行う。

 家に戻って11時頃から1年祭を行い、こちらも終わってからお墓に行ってお祭りをした。実家の祭壇でもお墓でも、お供えを別々に用意して行った。お墓に御供えを置いておくと鴉が荒らてしまうので、持って帰るなどにも気を配る。

 直前に変えたこともあった。例えば直会(なおらい、神事の最後に参加者で食事を頂く)を実家でやることを父親は考えていたが、一昨日家内が自分の実家で「お店でやったらいいんじゃない」と聞いてきたため私が父親にプレゼンし、結局食事の折りを頼んでいた須佐駅前「好月」で13時から直会をすることになった。
 家で行うと湯飲み茶碗を洗うなど手間がかかる。その点、店で行えばそこら辺はやって頂けるし、お吸い物も温かいのをお椀で持ってきて頂ける。家のものがポットからお椀に注いで作る、といった手間も省くことができる。

 それでも参列者みんな大変な日だった。従弟が一人ドライバー兼任で下関から来てくれたが、やはり「疲れた」と言っていた。慣れないことだからね。ともかくも、無事終わった。ふぅ。