益田「豊味軒」の餃子

 自分にとっての餃子はこれ、という店がある。自分の場合は大阪は今里にある「ミンミン」である。(漢字が化けるので、カタカナに修正)
→「今里のミンミン

 いや、他においしい餃子の店があるのは重々承知である。最近でも、蒲田の「歓迎」などは凄くおいしいとおもう。ただ、私がごく幼い頃、今里に勤務していた父親がしきりにこの餃子を買って帰ってくれた。そして好き嫌いは激しかった私も、この餃子は好んで食べたのである。どんなに皮がくっついて破けようが、ここの餃子が好きだ。

 一方家内は、JR益田駅前にある中華料理屋「豊味軒」だ、という。本日、食べに行ってきた。

ゆめタウン」に家内の方の実家でお盆の用意の買い物をしてから、自動車で向う。開店直後に行き、かつ空いていたにも関わらず厨房が大忙しだと言っていた。今日は益田で何かお祭りでもあったのだろうか、電話注文がしきりに入っているようだった。

 頼んだのはもちろん餃子、焼き飯、ラーメン。八宝菜も頼んだ。ずっと通っているものとしてはたまには変わったものも頼んでみたい気もするが、どれでもおいしいというわけにはいかないらしく、本日は冒険なし。

 餃子が子供たちにも好評で、家内も「いつもより具が多いような気がする」と言っていた。いい日だったのだろうか。ラーメンもスープは普通の中華料理屋のスープ、麺はえらい太め、というものだったが、叉焼が子振りながら厚く切ってあって柔らかかった。