十字投げについて、再び

 一月だったろうか、大田区合気道会で十字絡みの稽古をしたのだが、ちょっとうまくいかず恥ずかしい思いをした。

 

 これはいかんなぁと反省していたのだが、自分の書いたものを振り返ったら四年前にも同じようなことを書いていることに気がついて更に反省を深めることとなった。

 

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 四年前に齋藤守弘師範の教本ぐらい読み返さなきゃ……と書いているわけだがみごとにそのままにしていた。改めて振り返ると僅かな書籍購入費用をケチってそのままにしていたわけだが、改めて検索してみていろいろおどろくこととなった。

 

 まず齋藤守弘先生の教本だが、どうやら絶版となっているようで市場においては古書で当初の値段より高価な値段で出ている状態となっていた。出版元のどう出版のショップページも見たが合気ニュース時代に出た本はどれも棚から外されている。この出版元の変わりようについては過去に書いているがより変化が進行しているようだ。

 

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 だがそれはいわゆる紙でできた本の話であって、アマゾンでは Kindle 版が出ていることに気がついた。電子書籍について継続的に読んでレビューブログなど書いているものとしては不覚だった。楽天koboをはじめ他のサイトでは出ておらず、アマゾンに限って出しているものらしい。今度は買うことにした。教本は写真が多いこともあってリフロー版ではなくページイメージをそのまま使って電子化されている。かつて大学合気道部でいわゆる「トラディショナル」を開いて皆で読みながらああでもない、こうでもないと言いながら稽古していたイメージが残っているのだが今となっては集まっての稽古も少ないし別に Kindle 版であってもなんら問題ない。そもそも今の稽古では教本そのもののかわりにタブレットを覗き込みながらの稽古となるのかもしれない。

 

 ということで『新装版 武産合気道 第1巻: 基本技術編』を読んでいる。十字絡みについては胸取り、後ろ両手首取り、後ろ胸取りが解説されてある。十字絡みに限らず、この1巻に書かれてある技はすらすらと出てくるようにしたいと読んでいる。

 

新装版 武産合気道 第1巻: 基本技術編

新装版 武産合気道 第1巻: 基本技術編