馬込文士村演劇祭2025 ブックフェアについてもうちょっと世に広めたい

 ジャーマン通り沿いにある「あんず文庫」さんで「馬込文士村演劇祭2025」のパンフレットをいただいた。今年2025年は12月20日(土)21日(日)の二日間に渡って大田文化の森で行われる演劇がテーマのイベントなのだが今年はプログラムにブックフェアがあり、あんず文庫さんも21日(日)に出店参加されるのだという。

 

www.ota-bunka.or.jp

 

 パンフレットをみると「演劇祭」という名前に収まりきらない良いプログラムになっているように見えていて、ブックフェアだけみてもなかなか良い。私は演劇というものをあまり見てきていないもので昨年まで足が向いていなかったのだが俄然行く気が出てきた。

 

 ただ、あくまでも「演劇祭」のなかの1コーナーなので、どれくらい知られているのか気になってきた。出店者さんはそれぞれ発信されるからある程度届くだろうが、僭越ながら勝手に書いてみることとしてみた。まず出店者さんが列記されているだけだと味気ないのでそれぞれ分かる範囲で紹介してみたい。ここでは書店さんに絞って書いてみる。

 

葉々社ようようしゃ

梅屋敷ブックフェスタの話しでも出てきた独立書店さん。

『青い靴をはいて歩く』 関根 愛 - 椋箚記 参照のこと

 

馬込文士村演劇祭 2025」では協力者として葉々社さんの名前が挙がっているのでブックフェアの開催に良い影響力があったのだと推測している。梅屋敷の葉々社さんの店舗を訪れて棚を見ていると(こんなにどの棚も面白そうだというような店があるのだな)と思う。そういう棚を構成できること自体がすごいことなのだが、葉々社さんは活発に著者や翻訳者を招いてのイベントも継続してお店の別室を使って開催されていてそういった活動実績がブックフェアの開催につながったのだろうと。20日(土)21日(日)とも出店。

 

藤乃屋ふじのや書店

 東急池上線御嶽山駅前すぐにある街の新刊書店が全面改装して、店内に喫茶スペースを備えた独立書店のような趣の店になっているという記事を読んだのは今年の初め頃のことだったろうか。

 

 

 棚はいわゆる「新刊書店」だが入ってすぐにはテーマに沿ったディスプレイが出来るようになっている。またここもイベントも行われていて先日行った時はたまたま菅原敏さんを招いての朗読会がある日でこのあと開催、というところだったが参加者以外のお客さんだろうという方も多く店内を見られていた。どういうラインナップで出店されるのだろう。20日(土)出店。

 

本屋・生活綴方せいかつづつりかた

 東急東横線妙蓮寺駅前にある、石堂書店という新刊書店が、店の向かいの空き店舗を使って開店された書店および出版・製本工房。私個人としては東横線は妙蓮寺隣駅の菊名でJRに乗り換えることが多く、横浜寄りで降りるということがなかなかないものでお名前はときどき目にして存じ上げていたがまだ未踏。藤乃屋書店さんとはまた違うやり方で実績をあげられている。20日(土)出店。

 

電燈でんとうなぎの間

 電燈さんは東急東横線妙蓮寺駅のもうひとつ横浜寄り、白楽駅近くにある独立書店さん。凪の間さんは棚貸しスタイルの書店に棚主として出店されている書店さん。共同でフリーペーパーを出されているというポストを Instagram でみつけた。東横線沿線でも少し家賃が低そうな地域にユニークな書店が現れつつあるのを見ているように感じて面白い。

 

 生活綴方さんと同様に未踏なのだが、お店について調べていてふと思った。電燈のご店主とすれ違ったことあるかもしれない。勘違いかもしれないけれど。20日(土)出店。

 

Maya Books

 梅屋敷の葉々社さんの店内は奥が靴を脱いであがるようになっていてレジもそこにある。また一箱本棚のコーナーがあるのだが Maya Books さんはそこに棚主として出店している古書店さん。20日(土)出店。

 

タバネルブックス

 東急池上線石川台駅近くの住宅街のなかにある古書店。ウェブサイトの About にある「古本を扱うセレクトショップ」という表現の方がしっくりくる気がする。チェコをはじめとするヨーロッパの絵本が並んでいたりするからだ。

 

 石川台にはとても腕の良い小児歯科さんがあり我が家の子供たちもお世話になったので足を運んでいたがタバネルブックスさんができたのが2019年あたりなはずで、その頃には子供たちも成長して小児歯科には、ひいては石川台にはあまり足を運ばなくなっていた。タバネルブックスさんのおかげで時々行くようになりつつある。こちらもお店でイベントを開かれたり、アートの展示をされたりといった活動もされている。21日(日)出店。

 

あんず文庫

 JR大森駅から環七通りに抜けるジャーマン通りと呼ばれる道沿いにある古書店。私としてはここで本を買い店内のカウンターでホットコーヒーかビールを頼んで話をして過ごすのが大事な時間となっている。あんず文庫さんがある場所はかなり以前から古書店が営業し続けていて、そのことはあんず文庫さんが開店されてわりとすぐのころ、2019年に書いたことがある。

 

mukunokiyasuo.hatenablog.com

 

 あんず文庫さんもタバネルブックスさんも同じ時期に大田区でスタートしたのは印象的で、両書店さんが大田区で開催されるブックフェアに参加されるというのはとても良い。私が知らないだけで新しい書店がまた生まれようとしているのだと思うが今回のブックフェアでは大田区の主な独立書店がほぼ一堂に会することになる。あんず文庫さんも21日(日)出店。

 

※あと私も未踏だが大岡山、東京科学大学(旧東工大キャンパス前にある青熊書店さんも入ると「ほぼ」は外してよいかも 


 


大田文化の森はJR大森駅からちょっと距離がある。東急池上駅からはさらに距離がある。都営地下鉄浅草線馬込駅からも距離がある。行き方についても簡単に説明しておく。

 

 拙著『内川逍遥』の巻一に採録している「母達の足許」という作品のなかで佐多稲子さんが私小説的な自著のなかで国鉄大森駅から現在の大田文化の森近くにあった自宅までの遠さを複数回嘆いている、ということを書いている。これは普段住んでいる人としての嘆きなわけだが、もし初めて行ってみるという方がおられたとしてやはりちょっと遠いなと感じると思うので。

 

JR大森駅から

 中央改札を出たら右へ、北口改札なら左へ出ると池上通り沿いにバス停がある。以下の路線に乗って「大田文化の森」ないし「大田文化の森・日赤前」で降りると良いです。

  • 森04:池上駅行き ないし 蒲田駅行き
  • 森06:上池上循環外回り
  • 森02:荏原町入口行き
  • 森01:池上警察署行き
  • 森05:池上駅経由洗足池行き

 ※森08:馬込循環には乗らないこと!

東急池上駅から

 駅ビル前に分かりやすくバスターミナルがあります。大森駅行きないし大井町駅行きないし品川駅行きに乗って大田文化の森で降りれば良い。路線でいうと
森04、森05、井03、井09、品94 など。
※池上営業所止まりだと手前までしか行かないので注意!


都営地下鉄浅草線馬込駅

 馬込駅からだとちょっとややこしいけど一応。
 A1出口から外に出ると環七通りに出る。右に行き、マルエツ、ローソン、ケンマートというホームセンターの前を過ぎると上を交差する橋にのぼる階段がある。のぼって道沿いに右にいくとすぐ東急バスの「三本松」というバス停がある。森02:大森操車場行きが来たら乗って大田文化の森でおりる。


シェアバイク

  • ドコモバイクシェア …… 大田文化の森の駐輪場にポートがある
  • LUUP …… 大田文化の森から池上通りをはさんではす向かい、別品屋靴店さんの近くに1か所、あとは池上通りと環七通りが交差する春日橋交差点付近に2か所ポートがある