大田区の2013年都議会議員選挙
今週末6月23日は東京都議会議員選挙の投票日。大田区からの立候補者情報を2009年の情報と比較しつつまとめた。
2009年の都議選の投票率は、近年の東京の投票率としては比較的高い方だった。54.49 %。現時点で既に投票率が前回を下回りそうだという予測が出てきている。私もそうなりそうだという予感は持っている。それでも、投票率が一定以上無ければ投票結果の質は守れないし、ということは我々の生活の質は守れないということは繰り返し述べておきたい。もっと言えば、自分たちの子ども達の将来の生活を守れない。
先に小平市で住民投票の投票率が50%を下回ったため開票されなかったということがあった。市長選の投票率が37%で成立しているのに、である。このようなふざけたことが出来るのならば、東京都で独自に投票率についての規定をつくってしまってはどうかとおもう。勿論自分の不利になるような立法をしたがらない議員が多いことは承知のうえでである。棄権者には住民税を上乗せするというような規定をつくればどうだろうか。
大田区選挙区 定数8名、立候補13名 ○……立候補 ☆……当選(2013/06/24加筆)
- ○ 金村 龍那 民主党 新人
- ☆ 田中 健 民主党 現職(1期)
- ☆ 鈴木 章浩 自民党 現職(2期)
- ☆ 鈴木 晶雅 自民党 現職(3期)
- ☆ 神林 茂 自民党 現職(2期)
- ○ 柳瀬 吉助 みんなの党 新人 2011年大田区議当選(1期)
- ☆ 柳ヶ瀬 裕文 日本維新の会 現職(1期) 2007年民主党から大田区議当選、2009年東京都議当選、その後民主党を離党し東京維新の会を立ち上げ→日本維新の会へ合流。震災瓦礫の処理などに早い段階で現地に赴き情報発信されていた。
- ☆ 藤井 一 公明 現職(5期)
- ☆ 遠藤 守 公明 現職(2期)
- ○ 奈須 りえ 東京・生活者ネットワーク 2011年大田区議当選(3期)。奈須さんとは震災瓦礫の処理についてなど完全に同じ意見を持っている訳ではないが、以前書いたホテルモントレー解体工事のアスベスト対策で助言をされている、京急蒲田駅の高架化工事への税金の流れについて唯一疑義を唱えている、といった実績から私は肯定的に評価している。
- ☆ 可知 佳代子 共産 現職(4期)
- ○ 永井 敬臣 日本維新の会 新人 現大田区長をしきりに批判し自民党を除籍→2011年大田区長選立候補も落選
- ○ 須藤 英児 無所属 2009年都議選落選(無所属)、2011年大田区議選落選(日本創新党)。近所で聞いた話として「議員に立候補するなら学校のPTA役員ぐらいされたら良いのに」という声があったのを紹介しておく。