抱負ではないけれど

 年が変わったといって暦以外何が大きく変化するわけではないが、このサイトのプロフィールを現状に合わせて修正していた。

 さて昨日はガザの空爆(戦争)について書いたし、不況の影響がどのような形で自分に及んでくるのかわからないという意識は新たにしている。

 できればそのような大きな問題について私などが書かずに済み、ここで執筆のことや合気道のこと、サッカーのことなどを平和に書けるならばいいな、とおもう(ちょうど先ほどまでテレビで天皇杯決勝のガンバ大阪柏レイソルを見ていた。素晴らしい試合だった)。

 だが短くとも向こう半年は、戦争のことや政治・行政のこと、企業のありかたなどを、今まで書いたことを追いながらも書くことになるだろうと考えている。

 年末にNHKだったとおもうが、京都の路地の町屋を巡るドキュメンタリーをやっていたが、町屋を店舗兼住居として借りている女性が「ここは好きです。なんだか精神的に安定します」とインタビューに答えていたシーンがあり、非常に羨ましく感じながら見ていた。1月3日の深夜23:10〜0:59にも再放送されるらしい。

NHKワールド・プレミアム - 番組表 - ハイビジョン特集 「京都・丸竹夷(えびす)にない小路」

 京都は決して余所者に寛容な都市ではないが、そういう生活を送れるだけの余裕を持っているのだと、分かった。

 東京での暮らしで今までになかったようなことも経験したが、あまりに多すぎる仕事から何とか最小限で逃げ切ろうという雰囲気や、尊敬でなく軽蔑でもって自分を保とうとするような風潮に疲れてしまうこともあった。現在進行している不況によりいつ自分がリストラの憂き目に遭うかもしれない状況になったと理解しているが、そのような場面に備えるような機会を十分につくり得ずに時間を浪費している感覚もある。

 京都のような余裕を持っているまちが実は日本にまだまだ多くあるならば見つけたいと思うし、無いならば創っていきたいものだと考えている。ここで書き続けることが、多くの人の精神的に豊かな幸せにつながるように心掛けて書いていきたい。