椋箚記

主に合気道とまち歩きについて

映画館デビューもなかなか難しい

 この週末土曜日、長男を映画館に連れて行った。お台場のアクアシティ内にある映画館で、ドラえもん『のび太の恐竜』が目当てである。我々が子供のころの名作のリメイク版。最近長男はドラえもんが気に入っていて、ご近所のOさんに借りた映画ドラえもんを繰り返し見ている。特に『桃太郎』がお気に入りのようだ。

 ただ、長男は私に似てひどい怖がりなのである。映画館でおとなしく2時間、みているかどうかが未知数だった。途中で大声を出すかもしれないし、映画館の暗いのを怖がるかもしれない。私は子供のころ、テレビで宮沢賢治の『注文の多い料理店』のアニメだかミニドラマだかを見て、それが怖くて別の部屋に逃げていたらしく、後年よく母に言われたが、どうも長男はその血を引き継いでいるらしいのである。

 さてチケットを買い、ポップコーンを買い、トイレに連れて行って映画館に入った。その間家内と次男は入園式の服などを見たいということで外に行っていた。

 最初、長男は平気な感じで席に座ってポップコーンを頬張っていたが、まずいことに映画はすぐに始まらず、CMだとか、他の映画の予告編が入る。そのうちに急に長男は、「おかあさんは?」と言い出した。

「○○たん(自分のこと)、おかあさんがだいすきなの、つれていって」

 映画本編が始まればあるいは見るかもしれないとなだめすかそうとしたが、いやだいやだ、つれていって、と言って聞かず、そのうち泣き出したのでとうとう表に出て、携帯で家内を呼び出すはめになった。そして出たところで長男をなだめていたら映画館の方が来て下さって、通常だめなんですが、全然見ていただいていないので払い戻しで、と言って頂くこととなった。

 本当にどこが嫌だったのか、長男の思うところは謎なのだが、もう半年くらい待たないと映画館デビューは果たせないのかもしれない。結局この日は家内の買い物の日となり、アクアシティではダイソーで100円おもちゃを、そしてこの後日本橋の高島屋で家内の入園指揮の衣装(衣装はおかしいか)を購入して帰ることとなった。