椋箚記

主に合気道とまち歩きについて

ジャーマン通りのケーキ屋さん

 東京にきたらおいしいと評判の店がたくさんある訳だが、意外に自分のベストでなかったりする、ということがある。これは人間の味覚のことだからなんとも仕様がない。ケーキでいまだに「ムッシュ・マキノ」に勝る店が現れず、パンで「クライン・ケベック」に勝る店が現れない所以である。

 昨年のクリスマスケーキは、ジャーマン通り沿いにある「ル・ガリュウ・M」で買った。美味しかったのだが、家内に言わせると「マキノの方が」となる。私は私でケーキを食べたあと胃がもたれてしまって心から楽しめなかったのだが、これは「M」のケーキに問題があるというよりもイブの夜に急に仕事に出なければならなくなり、半分徹夜となってしまった体調に原因があったような気がするので濡れ衣とおもわれる。

 馬込銀座にもう1件、ケーキやさんがあるがこの店はまだ試してみていない。それとは別に、ネットを見ているとジャーマン通り沿いに「銀のかもめ」というケーキ店があり、評判よろしいように書いてあったが思い当たらずにいた。最近散歩がてら確認できたのだが、この店は何かの事情で閉めてしまわれたらしい。

 ただ、この店のあとに「菓子の記録帖」という変わった名前の店ができている。看板が控えめだし店内が見えにくいのでそんな店があるとは地元のひともなかなか気がつかないらしい。

 先月日曜に仕事で出かける用事があり、週末なのに留守番をしてくれた家族にと、この店でパウンドケーキを買って帰った。これが、「銀のかもめ」のパティシエさんが数量限定で作っているものらしい。ひとかけ、というようなサイズなのだが500円する。家内に渡したらその値段に驚いていた。ただ値段だけのことはあるというのか、本当にふわふわの生地で、これは他のケーキも美味しかったかも、という気はする。「菓子の記録帖」自体は、全国の和菓子のセレクトショップ、というふうのお店である。店内に炉が切ってあって、店内でもお菓子が頂けるふうだった。

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