国立近代美術館
15日に子供を慌てて病院に連れて行く前の出来事の余禄だが、家内と次男を自動車に乗せて皇居北、地下鉄でいうと竹橋駅近くにある国立近代美術館に初めて行ってきた。
私はたまに美術館など行くのが好きなのだが、幼い子供がいるとなかなか行くこともない。家内は私のそういう傾向を知っていて、長男が幼稚園に行っている間に行こうか、と誘ってくれたのだ。その結果、あとで次男を怪我させたので厳重注意されたのだが。→「二度東邦」
天気予報通りに雨になり、駐車場にとめた車の中で家内の作ったお弁当をたべ、傘をさして歩いていく。最初よく分からずに工芸館の方に行き、岡部嶺男展を見た。
→「青磁を極める−岡部嶺男展」
最後の方に展示してあった大皿が、素人目にもとても美しかった。次男は休憩所で、「私も昔子供を連れて行きましたよ」という上品そうなご婦人にチョコレートをもらう。聞いたことのない、海外のメーカーのチョコレートだった。
それからまだ振る雨のなか美術館へ歩いて行き、常設展を見た。上の階から見ていってすぐに時間となり帰ったのだが、和田三造「南風」、高村光太郎の彫刻「手」を見て、すげえ、なんぞと抱いている次男につぶやいていた。文庫版の彼の詩集の表紙なんぞに使われている彫刻だ。
- 作者: 高村光太郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1981/03
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