大田区の夜間救急

 厄払いから帰った夜、次男が「ごはんたべない」と言ってごろごろしだした。体温を計ると熱がある。連休初めで困ったことになった。たいがいこんなものである。

 普段なら家で対症療法とするのだが、今回は次男が「あたまがいたい」「おなかがいたい」と訴えだした。しかも数日前に咳き込んだときに吐いてしまう騒ぎも起こしていた。ちょっと迷ったが、東邦大学医療センターに電話をすることとなった。

 ちなみに大田区は平日夜間ならば、東邦医療センターで子供救急が行われている。これは大田区内で開院されている小児科の先生があたられるのだが休日夜間ならば大森病院の先生が当直で当たられているはず。実際症状によっては断られる場合もある。今回は電話で症状と、診察券の番号を伝えると来院するように言って頂いた。

 一家で自動車で向かい、私が次男と吐いたときのためのバケツを持ち病院に、家内は長男と自動車で待つこととなった。

 前もそうだった気がしたのだが、トリアージが行われるようになっていた。

 トリアージというのは昨年くらいから聞くようになった言葉だが、災害救急において救急の緊急度を判定することで、フランス語から来ているらしい。

トリアージ - Wikipedia

 トリアージ室で検温と脈をみて頂く。この時点で次男39度6分。

 このあと待合室でひたすら待つ。1時間くらい待って診察、両方の鼻に長い綿棒を入れてインフルエンザの検査をして頂く。さらに1時間待つ。ベンチに直接、あるいは膝の上で寝かせてだったので私も当人もそれなりにしんどかったのだがこればかりは仕様がない。

 結果としてはインフルエンザは陰性。見ていただいた医師は若い方だったが、どうも先輩が後ろで見ていたらしく(ちゃんとせいよ)と言われている感じで説明して下さった。抗生剤なしで薬を出してもらって、日付が変わった頃に帰宅した。

 ちなみにそのころ、次男の熱はいったん下がってきた。おなかの風邪だったのかどうか不明だが、家でおとなしくする週末である。