大阪プチばななはやはりパクリ商品なのか

 先週金曜日に日帰りで大阪に行ってきた際、「おみやげはいいよ」と言われていたが伊丹空港でたまたま目についてので「大阪プチばなな」というお菓子を買って帰った。翌日家族で食べたが、長男も次男もおいしいおいしいとあっという間に食べてしまった。

 さてこのお菓子だが、以前も書いたことがあるような気がするが、商品名といい、商品名の下に小さく「もーらった」とあるところといい、「東京ばな奈」を連想させる商品なのである。

 あまりに気になったので、いろいろ調べてみた。このお菓子は「ムッシュマキノ」プロデュースとなっているが、製造元は瓢月堂という八尾にある和菓子店になっている。この瓢月堂が出している洋菓子店に「パティシエオカダ」という店があり、「ムッシュマキノ」のサイトからリンクがされている。「キッチンの侍達」と題されたページで、そういえば新しくできた方のマキノの本店にそういう題のモニュメントがあった気がする。そういうパティシエのグループで生み出された商品だ、ということになるのだろうか。

 瓢月堂のサイトには「大阪プチばなな」の商品紹介が載っており、かつ問い合わせフォームがあったので問い合わせてみた。その回答は今日返って来たが、

  この商品は「東京ばな奈」とは無関係なのでしょうか?
  とのことなのですが、無関係でございます。
  他に、ご質問等ございましたらご連絡をお待ちしております。

 との回答。私の問い合わせ文面では「下衆な表現をすると「これはパクりなのか?」というのが買う方としては気になるところです。」という書き方をしているので、この回答ではパクリですと認めたことになる。生協の白石さんの域にはなかなか及び難いとしても、もうちょっと書きようがある気がした。

 なんか昔、「夕焼けにゃんにゃん」のパクリ関西ローカル番組で「夕ごはんまだ?」というのがあって惨めな消え方をした記憶があるが、それを連想してしまう。お菓子は美味しいだけに残念な気分になった。