手足口病、2009年

 先日栃木の佐野へいちご狩りとアウトレットに行った際ご一緒した4家族のうち、子供ふたりに手足口病が出たと聞いた。

 調べてみると手足口病は感染力は中くらい、ワクチンもなければ治療薬もない病気だとのこと。原因となるウィルスはひとつではないようで、ワクチンがないのはそれが理由なのかもしれないが素人考えでしかない。

 ただし、北京オリンピック前の中国では流行していた、というのはなんとなく覚えていた。おそらく乳幼児だとおもうが、死者も出たという。

中国の手足口病、発症8531人に 新華社 国際ニュース : AFPBB News


 さてそんななか、長男が「これ」と足を見せてきた。親指に水疱が出来ている。はっとして手足を丹念に見ると、少ないが何箇所か水疱がある。本人に聞くと痛くも痒くもないという。口を覗き込んでみるがこちらは特に病変は見つけられない。


 おそらくこれは、と早々にジャーマン通りの「Kクリニック山王」に診せに行った。長男は昨年夏に入院を経験してから病院を嫌がるようになっており、「行くぞ」というと半泣き状態となったが、おそらく手足口病かどうかの特定が出来るだけだろう、とおもい、なだめすかして連れて行った。

 果たして先生に事情を説明すると「手足口病ですね〜、軽いウィルス感染です。このまま様子をみて」で終わった(ちなみに改めて診て頂いたら、口内にも若干の水疱が出来ていた。2009/03/24追記)。数日家でおとなしくしておくよう、長男に言い含めた。本人も病院で注射されるでなく、検査されるでなかったのでほっとしたのか、素直に忠告に従っている。

 それにしてもおそらく佐野小旅行のどこかで感染したのだと思うが、イチゴ狩りなのか、ラーメンやさんか、大森のワタミか、と考えると外との接触がやや少ない。佐野アウトレットモールの遊具コーナーか、モール内のレゴの店にあった遊べるコーナー辺りが考えられるのはないか、というのが幼稚園ママたちの推測である。もし北関東で手足口病の情報があったら、教えて頂きたい。

 ちなみにもう3月末だが、鈴が森あたりの小学校ではインフルエンザのB型で学級閉鎖があった、という話を伝え聞いた。実際近所でもひとりB型インフルエンザが出た。まだ感染症に気が抜けない気がする。