ボネコ加湿器の洗浄

 通販生活でボネコの加湿器を買ったのが2006年。この冬で6年使ったことになる。先の日曜日にしまうべく風呂場で分解し、洗って干した。

 ボネコ社の気化式加湿器はシンプルな作りになっている。円形のディスクが16枚歯車で動き、下の水槽にある水を少しづつ汲み上げる。そのディスクにファンから送った風を当てて加湿する仕組み。



 カバーを外すと中にはディスクが並べて軸に装着されたものが入っている。カバー側のモータで軸がゆっくり回ると、ディスクには薄い溝がついていて水が汲み上がるように出来ている。カバー上部についているファンが回ってこのディスクに風を当て、一定の湿度を風に持たせる。水はタンクから都度必要量が下の水槽部分に補給されるようになっている。



 このディスク、シーズン終わりに洗うだけだ。

 ちなみに今シーズンはディスクも水槽も2回洗浄することとなった。シーズン前半にボネコが壊れてしまったからで、通販生活の保証後の修理を受け付けてくれる「もったいない課」を通じて有償修理に出した時に当たり前ながら洗って乾かしてから出した。余談だがボネコはスイスのプラストン社という会社のブランド名なのだが、修理に来られたのがデロンギ社の日本法人さんだったのが意外だった。デロンギのオイルヒーターも通販生活で購入してうちにあるのだが、通販生活つながりでサポート業務の委託契約が両社の間で取り交わされているのかどうか、そのつながりがよく分からなかった。

 以前ディスクを素手で洗ったことがあるのだが、その時はこのカルシウム質が固着したものが剥がれて凶器となり、洗い終わってみたら指先が縦にスパスパ切れてしまっていたことがあった。



 上の写真は既に洗って乾かしたあとのディスクだが、白いこびりつきがあるのがそのカルシウム質。

 これはいかんと手を切った翌年よりたわしで洗うようにしたのだが、今年から「コゲ落ちくん」というかなり堅いたわしを導入することとした。

コゲ落ちくん S-060

コゲ落ちくん S-060

 これは名前の通り調理器具についた焦げつきも落とせるかなり硬さのある商品で、カルシウム質固形物にも対処できると考えたもの。今シーズンは修理に出す前と今回仕舞う際と2回使うこととなった。

 ちなみにこのカルシウム分、あまり一生懸命取らなくても良いです、とボネコの説明書には書いてある。水を汲み上げる時、カルシウム分の塊もディスクの一部となって表面積を広くし水を汲み上げ易くなるから、というのがその理由。

 ただ、ある程度の大きさになると剥がれてしまいゴミとなってしまうので、この度は若干念入りに洗った。そうなるとディスクの表面にコゲ落ち君が傷をつけてしまうようにも見え、力加減が難しいなと感じながら洗浄していた。ボネコの加湿器は通販生活でも人気のある商品のように見えるから利用者が多いと思うが、各々どのようにされているのだろうか。

 なお、今回改めてボネコの説明書を読み返したところ、ディスクは私がやっているように1シーズンに1回洗浄で良いが、水槽部分は週1回洗うように書かれているのに気がついた。恥ずかしながら我が家は水槽も1シーズンに1回しか洗っていない。

 水が腐らないかというとボネコには銀イオンで殺菌をする棒が付属していて、それを水槽に設置しておくと割ともつ。この「シルバースティック」、耐用年数が5年で、今年6年目だった我が家は交換を忘れていたため水が悪くなり臭いが出た。修理の時に合わせて追加購入して以降は何ヶ月か使い続けた。来シーズンは毎週とはいかないまでも、1ヶ月に1回程度は水槽を洗うようにしてみようかと考えている。