docomo 携帯ショップのサービス程度が向上しておりました

 現在携帯電話は docomo の NEC製 N703iμという機種と iPhone3G。そのうち docomo携帯の画面がおかしくなっていた。セピア色にしか表示されない状態。

 そこへ持ってきて先日、開くときにカチャっという音がするところが濁った音が混じり、そこから画面にノイズが入るようになった。状況はどんどん悪くなり、とうとう画面が黒くなった。開く角度をどうにかすると表示されたりするが、ほぼどの角度でも真っ黒。必死に画面をのぞいているところを家内が見て笑っていた。

 かくして大森駅前の海岸側のドコモショップに家族で行って来た。大森ベルポート店。

 そこでドコモも変ったなぁと思ったので書く、というのがこのたびの主題。どのショップもそうかはしらないが、すくなくとも今回行った大森ベルポート店はなかなかやったぞい、というお話し。

 まず受付番号をもらう機械のところに担当の方がいて、要件をきいたうえで番号札を渡してくれる。これくらいはまだ普通か。

「画面が表示されなくなっており、修理可能かどうか確認したい。修理ができず機種変更になるなら解約したい」と伝える。機種変更ならばこれを機に iPhone 一本にしようかと。

 しばらく待ち時間があったので子ども達が持たず、家内が隣になる公園に連れて行った。待っている間にいちど受付の担当の方が来て、購入から3年経っているか確認を受けた。3年以内だと修理費用がほとんどかからない、という。2年以上経っていることは間違いないが(iPhoneが7月でちょうど二年になり、その前から持っているから)分からないというといったん戻られた。

 30分位まって呼ばれたのだが、いまだに謎なのがその際番号でなく「ムクノキ様お待たせしました」と呼びに来られたこと。名前を伝えた記憶がないのだが、3年以内か聞かれたときに番号を伝えたのだったろうか。

 この時点で好感度アップいたしますね。

 受付の男性は若いが営業職であればどの分野であれこなせそうなきびきびさで話しを進めていった。

 購入から2年7ヶ月だったので、修理費1,000円で承る、とのこと。ドコモポイントを使えるとのこと。

 画面の部品が反れて合わなくなっているのは認識していたが、おそらく圧力がかかってすこしづつこうなったのではないか、液晶画面もこの影響で表示がおかしくなったのではないか、との判断。たしかに普段、ズボンの前ポケットに入れているからありうることと納得する。

 バッテリーを外し、中をチェックして基盤は見えないが、本体には問題なさそうと判断し、内容を全て消去のうえ修理に出して頂くこととなった。

 そこで「代替機ご利用ですよね? ご用意いたします」と言われてちょっとびっくりした。修理の間に代替機を貸してくれるって、以前からやっていたのだろうか?

 記憶している限り、調子が悪くなったら「修理してもこんだけかかってしまいますねー、買い換えた方が安いですね」で終わることが多かったような気がするので代替機など借りたことがなかった。こわしたり紛失したり水没させたら費用がかかりますが、と釘はさされるが、SIM カードを入れ替えてスムーズに代替機 N-02A が準備され、おかりすることとなった。

 更にここで「この携帯は iコンシェルと i Bodymo というサービスがご利用頂ける機種です。お貸し出し中無料となりますので是非お試し下さい。返却時に解約するよう、申し送りいたします」。

 代替機の貸し出しをデモのチャンスと捉えているわけだ。ナンバーポータビリティが始まる前からやっていたのか興味があるが、借りといてこれを嫌だと思う人は少なかろうからなかなかよい商売の仕方だと感じた。先日堀江貴文さんが「iPhoneと普通の携帯電話2台持っている。便利だから」と書かれているのを Twitter で見た気がするが、お金があればそうしたいところ。ドコモを解約しようという気持ちが大きく揺れ動いたから、ドコモショップの思う壺なのだろうとおもった。

 かくして1週間から10日後に代替機まで修理の結果を連絡してもらう予定となった。

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携帯電話交代 - 椋箚記(2007年10月16日の文章)