吉田カバンの寿命
キーケースを買い換えねばならない状態となった……という話しを書いたが、実はもっと大物が破けて頭を悩ませている。仕事用の鞄である。Porter の黒の布製バッグで、今までも何度も書いているが2005年1月2004年12月に購入したもので間も無く愛用して14年目を迎える。
2012年に一度おおきな破損があって修理に出している。その翌年、翌々年も修理に出していて、これであと仕事を辞めるまではいけるだろうなどとおもっていたが今のところ私が現職を辞する予定はなく、一方で鞄は寿命を迎えつつあるようであちこちが同時多発的に破けてきた。
まずは片方のサイドポケットの上部がほぼ全面に渡り破れた。正確にはサイドポケットの中に更にファスナーで仕切られたポケットがついていて、書類などはそこに入れるのを常としてきたのだがその上部が破れてしまい以下の写真の通りでサイドポケットと本体がつながってしまった。これは最近、中のファスナーを開けた状態で掛けていたもので余計に負荷がかかってしまったらしい。保存の時の配慮が足りていなかった。
そうこう言っている間に本体反対側上部も破けた。実をいうとサイドポケットの下部分も綻びつつあり、こっちの方がやばいかもしれない
更に更に、持ち手を束ねる革製の部分が長年の負荷に耐え切れず千切れてきた。
なお肩掛け用の紐についていたゴム製のパッドは1年に1回のペースで破れてしまうのでついに買い換えることをやめてしまっている。
今までの修理代でもうひとつ買えるかな……? というところにきているので、愛用品とはいえ再度修理に出すことには躊躇を覚えている。底が抜けてしまうか、持ち手の革の破れ目が貫通してしまうか、どちらかになれば新しいものを買うか……という気になってきている。そんなお金は無いのだが、できるだけ延命させつつ新春バーゲンの際に最近の商品をみておこうかと考えるようになった。
結局
2019年1月6日に長年使った Porter の鞄を廃棄した。最後の日の写真。
2012年から2014年にかけての修理の記録