子どものシーバー病についてと、自分のオスグット・シュラッテル病のおもいで

  先々週の大田区合気道会の稽古の時に次男が踵を痛がり、週明けに整形外科にみせたら踵の骨にひびが入っているようだ、との見立てだったということがあった。稽古で怪我したのではなく、その前から痛かったらしい。

 

 私は普段から通勤時の最寄り駅前にあるパルモ荏原町整骨院で定期的に看ていただいており、2月23日の合気道の稽古で右手中指の付け根辺りを痛めて以降続けて通院しているのだが、治療中の雑談で次男の踵痛の話しをしたところ院長先生が「本当に骨にひびが入っていたら相当痛いはずなので、どうですかね……」と仰られる。「成長期は一見そう見えるが怪我とかではなく、別の原因の時がある」ということだった。

 

 さて今度は今週のこと3月5日、長男が左の脹脛が痛いと言い出した。翌日妻が整形外科に連れて行こうとしたがたまたま行きつけが2院両方お休みで、家内が昨年後半からお世話になるようになった西馬込駅からちょっと歩いたところにあるいずみ整骨院に連れて行った。長男は昨年右足を骨折してしばらくギブスをしていたのだが、その時以来かばうような体勢を続けた結果痛めたのだろうという診断をいただいた。更には骨端症もあるだろうとのこと。

 

  骨端症とは聞いたことがないなと思いながら調べたらすぐに情報が出てきた。

 



 

 スポーツをやっている子どもによくある症状であり、骨が腱に引っ張られて負けてしまうことや、下や後ろからの衝撃の蓄積で起きる骨端核部分の痛み、という説明になるだろうか。骨端核とは子供の時に踵部で分離している骨で軟骨とで一体化しているらしい。整骨院で調整してもらったところかなり改善したようで、継続して通院しているが痛みについてはあまり言わなくなった。

 

 ところでその整骨院でも家内が次男の踵痛について話したが、先生は「それは骨折じゃぁないよ」のひと事だったとのこと。整形外科さんがレントゲンに写った骨端核を見間違えるということはあまり無かろうと好意的におもっているが個々の事例では判断に難しいものもあるのかもしれない。実は妻が最近まで整骨院さんに行かなかったのは甥がクラブ活動中の怪我を整骨院さんに診てもらった際に間違った触り方をされてしまったためにかえって酷い事になってしまい大変な思いをすることとなったという話しを聞いていたことがあるのだが、このたびのことで整形外科さん、整骨院さんそれぞれ得意な分野があるのかもしれないということを考えてしまうようになった。

 

 なお骨端症を調べたら懐かしい病名が出てきた。私は「オスグット・シュラッテル病」という病名で覚えていたが今調べるとオスグット病、あるいはオスグット・シュラッター病と出てくる。私が中学生の時になった、膝痛が症状の病気である。

 

 骨端症は「シーバー病」と呼ぶこともあり、これは最初に報告したアメリカの医師の名前から取ったそうだが、「オスグット・シュラッテル病」も同様にアメリカのオスグットさんとスイスのシュラッテルさんが報告したことに由来するらしい。ドイツ読みの名前だから「オスグット・シュラッテル」さんというドイツの人が特定した病気なんだろうかと昔からおもっていたが二人の方から取ったようで、それで英語読みに統一したオスグット・シュラッター病という呼称もあるのだろう。

 

 中学生の時に授業でトラックでの長距離走があったのだが、がんばり過ぎたようである時期に左膝が痛くなり病院に行ったところ診断された。膝の骨が腱に引っ張られて剥離するようになるもので、今も私の左膝は痛みは無いもののぽこっと出っ張っている。

 

 それよりも私は発症時期を境に背の伸びがぴたっと止まってしまい、未だに膝の病気が悪影響を及ぼしたのではないかと疑っている。偶然であってほしいのだが、願わくは我が子たちは同じように背が伸びなくなるなどということが起きないで欲しいと願っている。週明けには次男もいずみ整骨院に診ていただきに行く予定である。

 

 

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