我が家の玉串の作り方
我が家の、というのもおかしな言いようで普段お世話になっている須佐の松崎八幡宮さんで教わっている玉串の作り方について。
このたび妻の実家の方で葬儀を出したのだが、元々私の祖父の十年祭を正月に予定しており、予定通り行った。
この玉串につける紙垂の折り方、ネットで検索してみるといく通りかあるようで、うちでやっているやり方とは違うものばかりが出てくる。2012年に祖母の五年祭を執り行った時にも私が玉串を作ったのだが、父に言われてやろうとしても思い出せず改めて教えてもらったうえで写真に撮り、Twitter に流しておいた。その後はこの時の写真をついろぐで引っ張りだして思い出しながらつくることとしているのだが、この際なので見やすいようにまとめておくことにした。
1. まず、半紙を縦横に追って4つに分けて切る。
2. それを更に半分に折り、端を少しだけ残して切る。
この残した部分が榊に掛けるところになる。
玉串に掛ける紙垂を作った というか忘れてた 半紙を四つ折りに切り、更に半分に折って端を少し残して切る
3. 残した部分に沿って縦に小さく切れ込みを入れる
4. 更に残した側から斜め左に切れ込みを入れる
下の写真より、一番左側の切れ込みは深く入れるのが良い
5. 逆側から 4. の二本の斜めの切れ込みの間に、縦に深く切れ込みを入れる
玉串に掛ける紙垂 切り残した方から3本、反対から1本切れ込みを入れる。反対からの切れ込みは深めに
※一番左の切れ込みはこれくらい深くて良いので、もう一枚実例を
6. 折ってあるのを開く
7. 中心から外側の順に、手前側に折っていく
8. 榊に紙垂をかけてくるっと横に巻いて完成
神道も細かくみると流派があったりするようでそれによって違うのかもしれない。また、地域差もあるかもしれない。参考になれば。
今回作っている途中で次男が横に来たと思ったら「ぼくもやりたい」と言い出したので幾つかやらせてみた。カッターナイフを使うのでもちろん指を切らないようにやかましく言いながら。実のところこのエントリーは子ども達のために作ったものなのかもしれない。