口内炎と加齢と免疫機能低下と

 今まで何度も書いて来たのだが、口内炎には悩まされて生きてきた。20代以降、1週間口内炎が痛む→直って1週間→また出来る、というような繰り返しが続いていたような気がする。

 ただ、5年ほど前に「朝一杯水か麦茶を飲む」という習慣を始めたところかなり改善していた。口内炎は根を詰めて仕事をし過ぎたような、疲労を感じる場面でもよく出来る印象があるので、このころから生活態度が良くなっていたもあったかもしれない。

 それが昨年から口内炎が出るのが回数が増えてきた。もっとちゃんと記録を取っておけばよかったと思うのだが、それでも以前に比べれば Twitter に履歴を残しているので遡って調べてみた。


2007年 8月 > 口内炎の予防法を発見しちゃったかもしれない (39歳)
 │1ヶ月
2007年10月 2回あり> やっぱり口内炎の予防法を見つけたかな
 │1年2ヶ月
 │(2008年後半からハードなプロジェクトに入っていたので実はあったかもしれない)
2009年 1月18日 > 久々の苦しみ (40歳)
 │1年9ヶ月
2010年 9月 9日 舌の先(42歳)
 │1ヶ月
2010年10月14日 唇2ヶ所と舌1箇所
 │1ヶ月
2010年11月13日 下唇
 │1ヶ月
2010年12月 5日-10日 2箇所、頭痛もあり
 │4ヶ月
2011年 4月13日-22日 舌の先、頭痛もあり
 │1ヶ月
2011年 5月24日
 │1ヶ月
2011年 7月 1日 舌の付け根、「震災以後はずっとできている」との印象を述べている
 │10日
2011年 7月11日 下顎
 │3ヶ月
2011年10月 4日(43歳)
 │2ヶ月
2011年12月 5日 舌の先
 │2ヶ月
2012年 2月15日 舌の先
 │2ヶ月
2012年 4月10日-12日 上唇
 │2ヶ月
2012年 6月 4日 舌の付け根
 │10日
2012年 6月15日 下顎


 こうやってみていると42歳後半から再び増えて来た印象なのが改めて分かった。

 上記にも書いているが2011年の3月11日以降、7月ぐらいまでは常に口内炎があった状態だったので、内心放射性物質の影響が皆無ということもないのではないだろうかと感じながら過ごしていた。実際は加齢とストレス、という複合原因だというのが妥当とおもわれると分かった。実際に原因をリストアップすると下記のようになるらしい。

口内炎の治療・原因でお悩みの方へ★口内炎の治療研究センター★口内炎の原因 口内炎の治療・原因でお悩みの方へ★口内炎の治療研究センター★口内炎の原因

  • 野菜・果物の摂取不足によるビタミン、ミネラル不足
  • 睡眠不足
  • 噛み合わせの悪さや虫歯
  • 慢性的ストレス(食事や寝ているときに噛んでいる→物理的粘膜刺激)
  • 刺激物の常食(ラウリル硫酸ナトリウムの入った歯磨き粉も含む)
  • 口呼吸をしている

 実際に被曝において口内炎の症状が出る、という事例もストレスと免疫系の機能低下と関係付けて分析されている例が多いような印象を受けた。だが低線量被曝が免疫系にどのような影響を及ぼすのかを考えると、強ち的外れでもない懸念のようにも思われる。不安を煽るのは本意ではないが、分かり易い指標のひとつとして各戸で記録をしておいてよいようには思う。うちの子供達も震災直後に揃って口内炎が出来ていた時期があり、本当に放射性降下物と関係なかったかどうか気にしながら生活している。


加齢と共に免疫機能は崩れる 加齢と共に免疫機能は崩れる

免疫系に及ぼす影響 - 放射線影響研究所 免疫系に及ぼす影響 - 放射線影響研究所

……高線量被曝による免疫機能の低下について「加齢に伴う傾向と類似している」との指摘あり

低レベル被爆の特殊性 低レベル被爆の特殊性

……東日本における心不全の有意な増加などとも合わせて研究してほしいと望んでいる