iPhone妄想

 iPhoneの日本発売について、ご他聞にもれず注視している。ここ数日事情により情報収集がままならない日が続いているのだが、アップルから来月の発売も正式発表され、情報も分かってきた。

 下記CNET JAPANの記事はMAOさんに教えて頂いたものだがサービス開発者のテンションが高いのが正直うらやましかった。

iPhone 3G、日本のモバイル業界を変えるか:CNET Japan オンラインパネルディスカッション - CNET Japan

 アップルのWWDC(World Wide Developers Conference)ではSDKの講習もあるらしいのだが、それに参加する江島健太郎さんのコメントを読むと高揚感が伝わってくる。

 話が飛ぶが「無線LANが切れてしまう」という話題を継続的にレポートのつもりでここに書いているが、先の文章のコメントのやり取りのなかで「すばやく立ち上がって、ネットにつながって、創作にも利用できる端末」という夢想を書いたのだが、iPhoneをひとつの候補としてイメージしながら書いていた。

 日本の携帯電話業界の方の意見だと、おさいふケータイがない、ワンセグがない、デコメールがない、などiPhoneに無い機能から、普及には壁があるだろうという意見も確かにある。ただそういった日本の携帯電話独自の機能が、私が使っていない機能ばかりであるため、本当にそういった機能って必要なんだろうか、と首をかしげている。おさいふケータイはクレジットカードと不可分のサービスのため却下。テレビは好きでつい見てしまうが携帯電話で外で見たいとまでは思わない。男だしデコメールなんか使わない。

 逆にいうと携帯電話で独自の文化を構築している女性ユーザについては、確かに一定の壁があるのかもしれない。でも、お金があるひと(お金持ちにあこがれる人もかな)は携帯電話とは別にiPhoneを買って持ち歩き、見せびらかすんじゃないかな。

 私としてはAPPLE STOREのSDK(開発キット)に興味があり、アップルの尻馬に載ってでも電子書籍ブックリーダを使ったビジネスモデルは作れないものかと空想している。私の仕事ではないかもしれないが、そういう空想を許すのがアップルなりグーグルのGWTだろう。

Apple Store(Japan)