JR西日本に問題があるとしたら

今日は家で過ごしているので、JR福知山線の列車事故についていろいろテレビ報道をみることになった。JR西日本という会社に対する批判が益々強められているように思われる。

私は先日、JRに対して批判がましいエントリー http://blog.drecom.jp/mukunokiy0725/archive/838 を書いているのだが、ここでキーになるのはそういう問題は以前からあってそこここに露出していたのに、JR西日本なり他の地域各社がその問題に対して根本的な対策を採ることをせず、結果として大きな事故を引き起こしたことにあるのだろうとおもう。問題が起こってしまった現在、露出しているいろいろな問題の各論を拾って批判することでテレビ番組はつくれるだろうが、それが本当にJRの持つ問題点の改善に結びつくのか、改善に至るまで追いかける覚悟を持って番組を作っているのかというのは、マスメディア側にも問われるところではないだろうか。

テレビでは遺族の会の呼びかけをされている藤崎光子さんについても取り上げられていたが、こういうひとの動きを継続して追い、支援できるかどうかが問われているのではないだろうか。

神戸新聞の記事「娘失った藤崎さん 遺族の連携呼びかけ」http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou05/0505ke93900.html
参考:毎日新聞 山田英之記者の記事「信楽高原鉄道事故などの遺族「何か支援を」」 http://www.mainichi-msn.co.jp/kansai/news/20050428ddf041040035000c.html