椋箚記

主に合気道とまち歩きについて

macOS アップデート後のカーネルパニック対策の一例

 2018年10月のあたまに自宅の iMac の OS を High Sierra から 10.14 Mojave にアップデートしたのだが、直後からカーネルパニックを起こすようになり、起動後数秒から数分で強制再起動を繰り返す状態が続いた。色々調べて、また電話でのサポートも受けた結果追加インストールしていたアプリケーションをひとつづつアンインストールしながら検証していくこととなり、最終的に IBM 社が提供する Rapport (ラポート)という名前のセキュリティソフトが原因であったと特定できた。IBM のサポートにも問い合わせしているが、同様の事象は報告されていないとのことだった。経緯をまとめておく。

 

カーネルパニック発生

 アップデートしたのはおそらく10月1日か2日だったと思うのだが、アップデート中放って置いてたらいつの間にかログイン画面に戻っていて(あれ?)と思った。その前に、変なとこで止まっていた記憶もあるのだが残念ながら忘却。その後落ち着いて iMac の前に座れなかったのだが、起動してすぐに再起動してしまう現象に気が付いたのが 10月4日だった。ここから調べ始める。

 

 Mojave アップデートに伴うカーネルパニックについては一例だけ日本語の情報を見つけたが、自分の事例には合わなかった。結局下記情報に助けられて、色々調べた。

 

gori.me

 

 結果として以下の状況が分かった。

  • 単純再起動でも再発する
  • 電源OFF後に電源を抜いて一定時間置いても再発する
  • Mojave のインストールをやり直しても再発する
  • セーフブートに成功し、カーネルパニックは起きない

 セーフブートは電源をONして起動音がしたところで shift キーを押し続ける。りんごのマークが出たら離す。起動した時に画面右上に「Safe mode」とか出る……んじゃなかったかと思う。今セーブフートしてみたらうまく行かなかった。

 

 それはさておきここまで来て手詰まりとなり、Appleジーニアスバー持ち込みも視野に入り出す。

 

アップルに問い合わせ

Apple サポートへの問い合わせ」→「後日電話したい」でまず電話することにした。上記状況を説明して、アドバイスをもらう。結果的には最初に参照したサイトからの情報を大差なかったのだが、対応方針はサポートの方と会話して固まった。

 

「セーフブートで問題が起きないということは、ハードには問題がありません。インストールされているアプリケーションのいずれかが原因だとは言えます」と明言いただいた。「なるほど、では購入後にインストールしたアプリケーションソフトを片っ端からアンインストールすれば良いですね」。時間はかかるが、銀座か表参道まで iMac をどうやって抱えていくかは考えなくても良くなった。

 

 方針は定まったので、原因を特定すべく、アプリケーションはひとつづつアンインストールしていくこととした。Mac のアンインストールはほとんどの場合がアプリケーションを削除するだけで良いが、中には個別に手順が用意されている場合もあり、ひとつづつ、調べてアンインストールしていく手順を採ることにした。

 

原因特定まで

 ほとんどのアプリケーションは Finder の「アプリケーション」にある該当アプリケーションをゴミ箱に入れて削除する。それに加えて関連するファイルをアプリケーション名のディレクトリごと削除していたのだが、今見たら該当ディレクトリの場所が思い出せない。情けない。「Machintosh HD/ライブラリ/Application Support/」かと思ったが、今見てみると違うように思える。

 

 とにかくアプリケーションごとに削除方法を確認しながら、下記の手順で進めていった。10月14日に開始して20日まで、1週間近く根気よく進めていった。

 

  1. アプリケーションを削除する
  2. ゴミ箱を空にする
  3. iMac を電源OFFする
  4. 電源プラグを iMac からいったん抜線して数秒以上おく
  5. 電源プラグを戻して電源ON

 

 インストールしたこと自体忘れていたようなアプリケーションもあった一方で、 Dropbox だの Google Chrome だの Gimp だの必須とも言えるアプリケーションもひとつづつアンインストールしていった。作業後半に至ってやっと Rapport のアンインストールでカーネルパニックが止まり意図しない再起動を起こさなくなった。

 原因と特定した Rapport(ラポート)はブラウザのアドオンとしてインストールするセキュリティソフトで、Safari のアドオンとして入れていた。インストーラーからアンインストール操作をする手順となった。カーネルパニックが止まったあと、IBM のサイト「IBM Trusteer不正詐欺防止 - 日本 | IBM」 →「カスタマー・サポート・ページ」に遷移してすぐ気が付いたのだが Safari について注意事項がリリースとして表示されていた。

 

Safari 10.1の対応状況について
Safari 10.1は、現在サポート対象ブラウザには含まれておりません。IBM Trusteerでは、Safari 10.1をサポートできるよう、Apple社と継続的に協議を行っております。本件に関するお問合せはIBM Trusteerカスタマーサポートまでご連絡ください。

 

  私の iMacSafari は既に 12.0.1 である。いつの間にかサポート外の状態となっていたらしい。メールフォームからサポートに問い合わせたところ、Safari 10.1 以降がサポート対象外であることを改めて説明され、他にカーネルパニック発生の問い合わせは入っていないと回答と、Chrome などサポート対象のブラウザにインストールするようにとの要請を受けた。

 

 正直半月以上まともにデスクトップで作業ができない状況が続いたので(なんでまたインストールせにゃあかんねん)というのが正直なところだった。まず必要なアプリケーションの再インストールや、出来ていなかったデスクトップでしたかった仕事が先。先日やっと Google Chrome に Rapport をインストールし、問題が起きないことを確認、IBM のサポートにも情報提供したところである。