椋箚記

主に合気道とまち歩きについて

名前を忘れた技

 大阪市立大学合気道部の創部五十周年記念は、普段から現役生が稽古を行っている第二武道場において OB・OG 集まっての稽古会のあと、高原記念館で式典を行うというものだった、稽古は OB・OG が順に技を出していった。私の出した技について懺悔があるので書いておきたい。

 

 技の名前を適当に言ったので、間違って言ってしまった。実は現役二回生が私の間違いに気がついていたのだが、結局自分がその時にやった技の稽古で通してしまった。実はいまでもその技をどう読んでいたのか自信がない。

 

 昨年大田区合気道連盟の春季演武大会の時に私が「その技」をやっていた動画があったのでそこからスクリーンショットをとってきた。画質が良くないのはもとが動画だからで、ご容赦。

 

  一教の抑えに入る。

  

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 持ち替えながら相手の斜め前方に回り込む。

 

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 相手の脇・肘が直角になるように導いて背後に投げる。四教の裏に近い形になる。

 

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  この技をやるまえ「〜返し」だった気がするのだが「一教返し」ではない。「一教投げ」でもなかったはず……と悩んで説明の時に「六教返し」と言ってしまった。

 

 六教は相手の腕を両腕で抱えるようにして極めるので、これは六教返しではない。間違った技の名前で説明してしまった。実は直前まで(この技って何だったっけ……一教返し? 違うな。一教投げも違う)などとぐるぐる考えていた。

 

 あとで改めて調べてみると「一教返し」という呼び名で上記技と近い形を稽古している動画をあげている例をひとつみつけたが、逆に言うとひとつだけで公に使われる技の名前とは言い難い。大田区合気道会で正面打ちから一教に抑えた状態からそのまま相手を前に突き飛ばすように投げる稽古をしたことがあるが「一教投げ」と呼んでいたかどうか思い出せない。いずれにせよまた違う技だ。

 

 ということで結局自分では正解にたどり着けないのだがあればやはり「一教返し」と言って稽古していたような気がしてきた。ここにこっそり訂正させていただくものである。