2014年衆議院議員選挙 東京4区こと大田区あたり

 来週が衆議院議員選挙の投票日だが今日家内が「期日前投票に行っておいても良かったな」と言っていた。14日の日曜日に予定があるというわけではない。大田文化の森の道向かいに新しく出来た区役所の出張所に初めて入ってみたいから……という他愛もない理由。

 

 それはさておきあらためて立候補者のおさらいをしている。以下は自分のためのメモである。

 

 2012年の衆院選投票率は全体で 59.32 % と6割をも下回ってしまった。今回も争点が曖昧で、総理大臣の安部晋三氏は勇ましく民意を問うようなことを口にはしておられたのをちらっとテレビニュースで聞いたが(誰かにやるように言われているのかな)という印象を持った。私ほど露骨ではないにせよなんのための選挙だろうとおもっている人は一定数おられそうで、また投票率が下がって選挙におけるモラルが下がってしまうこと、ひいては更に政治業者の方々の質が下がることになるのではないかと危惧をあらたにしている。

 

 大田区は西の方を除いて小選挙区は東京4区で、私が住んでいる馬込も東京4区に属する。2012年では6名が立候補し自民党から出た平将明氏が当選となった。今回は2名立候補者が減っている。

 

  1. 平将明  96,810 票 当選
  2. 犬伏一秀 44,999 票
  3. 藤田憲彦 42,424 票
  4. 広瀬雅志 34,902 票
  5. 山本純平 24,167 票
  6. 佐野秀光  2,603 票

東京 小選挙区 : 開票結果 : 総選挙2012 : 衆院選 : 選挙 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) より

    ↓

 (2014年の衆議院東京4区立候補者)

    ↓

 (2014年の衆議院東京4区 結果を加筆)

  1. 平将明 109,377 票 当選
  2. 藤田憲彦 48,861 票
  3. 山本純平 38,925 票
  4. 犬伏一秀 20,108 票

 

 

  このあと引用させてもらう毎日新聞の選挙特集のウェブサイトページから引っ張らせてもらってきた。おそらく届け出順で、選挙ポスターもこの順で貼ってあるような気がする。

 

 広瀬雅志氏は前回はみんなの党から出馬していて、先日みんなの党が解党してしまったゴタゴタで出馬されていないのだろう。大田区におられるのかどうかもわからない。情報がない。佐野氏は無所属であるという以上に奇異なメッセージをポスターに書いておられたのでそれが票に出ている。今回も比例区で妙なことをされているのをちらっと聞いたが触れておかずにおく。残りの立候補者について情報をいくつかクリップする。

 

 

 ざっとみて犬伏氏、平氏、藤田氏が憲法九条の改正に賛成、集団的自衛権の行使に賛成、原子力発電所再稼働に賛成、山本氏は逆に全て反対。特定秘密保護法については平氏と犬伏氏が賛成、山本氏と藤田氏が反対。なるほど。

 

 藤田氏についてのメモ。いずれも Twitter のリンク。

 

 

 いずれも2012年の野田内閣時に消費税増税の法案が成立した際の、同じ事象についてのポストである。一体改革特別委員会とは消費税増税社会保障をテーマにしていた当時の国会における特別委員会。消費税増税がどうこう、というよりも「筋を通さねばならん」ということを民主党内で進言するのに参院総会を短縮させる行為というのが筋が通っているだろうか、ということであるようだ。