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椋箚記

主に合気道とまち歩きについて

ゴッホと小江戸

まち 育児

 長男が先日母親に「ミロのヴィーナスとか、ゴッホとかピカソの絵をみてみたい」と言ったというはなしが、帰宅して妻と話しをしていて出た。

 

 亡くなった私の母は教職員免許をとって教育実習までやったが結局現場に立たずに結婚して私を産んだというひとで、私と妹を美術館や博物館へよく連れて行ってくれた。おかげで私は絵だの彫刻だのをみにいくのが好きなのだが、家族たちはそうでもないようで、たまに家族で行動している時に私に付き合ってくれる。それが子どもの方から言ってくれたのだから連れて行ってやりたいとおもった。

 

 こういう時東京都いうまちは破格に便利なまちで(どこかの美術館の特別展にあるんじゃないか)とおもってしまってしかも実際にあってしまったりする。一方でこんな指摘もあったりするのだがそれはさておき。


東京の美術館の、大きな大きな問題点 - (チェコ好き)の日記

 

 特別展ではなく常設でフィンセント・ファン・ゴッホの『ひまわり』があるのを調べてすぐ思い出した。バブル景気のさなかに巨額で購入されたものがいまも新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で展示されているのだ。10月4日の土曜日、家族で出かけた。

 

印象派のふるさと ノルマンディー展」という特別展をやっていたが最後に東郷青児の作品数点と、ゴッホの『ひまわり』、ゴーギャンの風景画、セザンヌの静物画が常設されていて鑑賞することができる。三点の作品の前にはベンチが備えてあって、長男はしばらくそこに座って絵をみつめていた。

 

更に小江戸

 以前ならばここで目的を達して馬込に帰るところだが、子ども達も小学校六年生と四年生になって、多少体力もついてきた。問題は彼らが乗り物にことのほか弱いことで、自動車でもガムを噛んでいないとすぐ酔うし、電車に乗ってもすぐに飽きてしまう。私も自動車には弱かったが電車は喜んで乗ったり、写真を撮ったりしていた記憶があるのでどうも親の損なところばかり受け継いでしまったらしい。

 

 ゴッホとは別だてで、テレビのロケ番組で川越をやった際に「ねこまんま焼きおにぎり」というのをやっていて殊のほか美味しそうだったようで妻と長男の要望により美術館を出たあと池袋に出て東武東上線に乗り込んだ。

 

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 川越駅前にレンタル自転車があったのだが、次男にはちょっと大きかったので断念しててくてく歩いていった。しばらくは普通の商店街がひたすら続くので妻に「古い町並みはどこ?」と何度か聞かれることとなった。それくらい距離があった。

 

 だんだん町並みがいい感じになってきて、突き当たったら左に行くといよいよ目的の辺りに行き当たった。

 

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 目的の店は古い町並みのなかにある中市本店という鰹節や昆布など乾物を扱っている店。店頭でおにぎりを出汁醤油をかけつつ焼き、ほかほかのにどさっと鰹節か鰯節のけずったのをぶっかけて売っている。200円を家族ひとつづつ買って、店内の床几に座らせてもらって食べた。

 

 焼き立てだから当然といえば当然だが、食べに行くだけのことはあるだけ美味かった。

 

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 川越は薩摩芋押しでもあるらしく、蒸したお芋をつぶしておにぎりの形にしたやきいもおにぎりとか、おいもロールケーキだとかあったので、あれこれ買って帰った。あとは手焼き煎餅を買って店頭で食べるという、我が家の食べ歩きスタイルで楽しんできた。帰りはバスに乗って、楽をして帰った。

 

 心残りがふたつ。ひとつはその帰りのバスでのことだが、バスが西武新宿線を横切る踏切を越えるところでふと外をみると工場のようなところで割れ煎餅を安く売っている。さっき手焼き煎餅を買わずにこっちにしておけば良かった! とおもうほど安い。

 

 あとで調べると川島屋という菓子店の本社だったらしい。踏切あたりは渋滞していてずーっと安売り煎餅を見せられて止まっていたので、もし可能ならばあそこで降ろしてもらって煎餅を買ったうえで歩いて帰りたかった。

 

 あともうひとつはせっかくコエドの地元にいったのに一杯も飲んでこなかったこと。かわりにといってはなんだがこの前の週と後の週、品川荏原町の伊豆屋酒店ではコエドを飲んで帰った。下の写真は川越に行く前に飲んだ、COEDO の Shiro

 

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