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椋箚記

主に合気道とまち歩きについて

大森西の富士バッティングセンター

 連休中は公園以外にはボルダリングに行った。つまり、我々のような知らない人間のイメージでいうとフリークライミング。長男の友達が何度か行ったということでジムを教えてもらっていたもので、横浜市営地下鉄北新横浜駅の近くにある「ZEN」というジムに行った。他に同じ横浜市営地下鉄センター南駅や川崎にもあるが、北新横浜が一番広いのではないか、という話しだったもので。長男が特に面白がったようで熱心に登っていたが、登ったあと高いところから飛び降りてしまうもので翌日は首が痛いと言い出したりして若干心配した。すぐ治ったようだったが。

 他に変わったところで、バッティングセンターに行った。

 次男が最近、野球に興味があるらしく、おじいちゃんおばあちゃんからのお小遣いでグラブを買ったり、近くでやっている少年野球チームに行きたいような希望を述べたりしていた。野球チームは送り迎えするのが家内としてはとても身体が保たないという理由で却下されているが、連休中にどこに行きたいかという話をしたら「バッティングセンターに行きたい」という。

 そういえば新宿に大きなバッティングセンターがあったな、などと思いながら都内のバッティングセンターを検索して調べていると意外なことに馬込から自転車で行ける距離にあることに気が付いた。しかもよく通ることがある、内川の開渠が始まる辺り。今まで全く気が付かなかった。富士バッティングセンターという。

 次男と自転車で行ってみると連休の最中にもかかわらず開いていた。というか、休みはないらしいとあとで分かった。

 ただ、この日最初の客だったようで階段を上っていきカウンターの中にいたご主人と目があうと、おもむろに腰を上げたご主人は機械のスイッチを入れて動かしてくれた。

 バッターボックスが4つ(5つだったかも)あり、手前から奥のボックスに行くほどボールのスピートが早くなっていく。どのボックスも1回200円で二十球ほど飛んでくる。手前から2つ目のボックスだけは値段は同じだがボールのスピードとコースの上下が設定でき、かつ左打ちもできるようになっている。一番手前の遅いボックスでも次男は最初バットにボールが当たらなかったので、私が打ってみせて要領を教えたりするうちに段々当たるようになってきた。

 ちなみにこのスピードの設定ができるボックスでやっていたら2回、200円を入れても動かないことがあった。返却ボタンを押しても戻って来ず、もう100円入れると動く。カウンターの中で競馬中継を聞いているご主人に「200円入れても動かないことがあるけど、そういうもんなん?」と聞いた。こういう交渉の時は自然と大阪弁になる。「いやそんなことは無いですよ。返却ボタンを押したら帰ってくる」「押したけど帰ってけぇへんかった」というやりとりのあとご主人は黙ったが、次男がバッティングしていたのが途切れたところで何も言わずに料金箱を開けてお金を数え、私に200円を返してくれた。

 その後これから草野球の試合らしいユニフォーム姿のお兄さんやデートらしいカップルがぽつぽつ来始めたところでいったんバッティングセンターを離れ、家内と長男と合流して昼食を食べに行ったのだが次男の要望で再度戻ってくるとバッティングセンターは野球少年でいっぱいになっていた。中には知っている子どもとお父さんも居る。推測するに朝イチで試合してきた子供達が反省も兼ねてやってくるようで、土日祝日の昼ごろ以降はいつもこんな風に混むようで、朝イチで来たのは正しかったらしいと分かった。今度来る時は同じように休みの日の朝イチでないといけないようだ。ご主人のブラックリストに、私が載っていなければ良いが。