椋箚記

主に合気道とまち歩きについて

馬込からの富士

 先週の連休のなか日、2月10日の日曜日に馬込から荏原町まで散歩がてら行き帰りしてきた。用事は長男が国語のノートがいるというので買いに行く為で、長男も一緒に歩いて行こうと行っていたのだが、友達に誘われて表に遊びに出ていた長男はいざ行く段になってやっぱり遊ぶというので、ひとりで散歩。

 荏原町は仕事場に行く際の最寄り駅なのだが、微妙に距離があるので歩いて行くことはほとんど無い。時間もあると寄り道しつつ歩いていった。文具屋は北馬込にある文川堂が休みだったので結局荏原町商店街にある葛巻紙店へ行き、見つけた。肉屋の大黒屋はここ1ヶ月以上貼り紙を出して休まれていたが、14日から再開できるという貼り紙に変わっているのに気がついた。大学芋の甘藷生駒は素通り。ついでに旗の台のオオゼキに寄って野菜など他の買い物もしていった。

 帰りに馬込図書館に寄って、川瀬巴水の画集を眺めたあと子母澤寛の『ふところ手帖』を借りていく。

 馬込図書館を出ると陽が落ちてきた。夕焼けが美しい。第二京浜道の手前、上を東海道新幹線、下を横浜線が通るところにかかる橋を馬込橋という。橋の中馬込側からみると夕焼けに富士山が映えて見えた。

Shade of Mt. Fuji

 ここから富士山が見えることに気がついたのはつい先月、というか今年の元旦のことで、二年ほどぼうっとこの地点を毎朝のように通り過ぎていたことになる。元日に勤務を入れていたためここを早朝通った際、初めて気がついて写真に撮った。

初富士

 南馬込から中馬込、北馬込を経て荏原町へと至るこの道はおそらくこの辺りでは一番標高が高い、峰の上のようになっているので富士山が見えてもおかしくはない。建物だの何だのが邪魔をして見れないだけだ。江戸期には皆で集まって富士に登る富士講というものがあり、馬込にもあった。今よりもいろんな場所から富士山が望めたはずで、その民間信仰というか、レクレーションが成立し易かったことは容易に想像できる。

 第二京浜国道を渡る陸橋からも富士山がみえる。南馬込にある馬込小学校に中馬込から通ってくる子供達は毎朝この陸橋を使うが、天気が良い日は富士山を眺めながら登校しているのだ、ということも2013年を迎えて初めて知った。馬込に住んで八年目の発見。

Shade of Mt.Fuji #sunset

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