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椋箚記

主に合気道とまち歩きについて

先手の入り身投げ

 6月10日(日)の大田区合気道会での稽古で正面打ちからの入り身投げを稽古したのだが、自分から誘ってかなり早く相手を抑えての入り方、普段よく稽古する、入り身をしての入り方、遅れてしまった場合、というように分けて稽古をした。

 早く入る稽古をしていた時に「それじゃまだ遅い」と師範代の先生に指摘頂いたので恥ずかしかったのだが、そもそもその入り方が消化できずに分かったつもりで稽古をしていた。再度模範を見せて頂いて、はたと(あ、これは短刀取りで正面打ちを抑える時の入り方か)と思い当たった。

 丁度数週間後に尾崎師範の稽古で短刀取りを1時間やったことがあった。短刀取りで正面打ちをする場合に順手で持って斬りつけるところからも、逆手で持ってからも両方稽古したのだが、私が大阪市立大学で昇段試験のために短刀取りを稽古した時は、正面打ちは専ら逆手からで稽古していた。私が早いタイミングの入り身投げと結び付けられなかった入り方はこの逆手からの正面打ちの時の入り方の事。下の動画は2009年の全日本合気道演武大会の映像で、最初がこの入り方をしている。本部道場の師範の演武だろうかと思うがクレジットが無い。

 相手が打つところを肘を制してしまう、即ち自分から誘って打たせるのだと思って良い。相手の背後側に入身すると同時に振り上げる腕に合わせて肘を抑える。肘を制することで相手の動きを止めてしまう。そこから一教や入り身投げ、肘固めなど様々な技に移行する。

 徒手であっても同じように、相手の正面打ちの振りかぶりに合わせるように肘を下から制してしまえば良い。

 上記映像の場合、相手を制する場合は肘の方だけでなく前腕も制するよう両手を使っているが、私が大阪市立大学合気道部で稽古した方は肘の方だけで制していた。制したところからそのまま残った腕で入り身投げに入る……というのが本来稽古しようとしていた技であるだろうか。

 異なる稽古を結びつける柔軟さがまだまだ足りないと、こういう時に感じる。

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