2012年の花粉症

 今年は比較的花粉の飛散量は少ないのだそうだが、それでも花粉症の症状が出ている。

 なお昨年から引き続きなのだが、私は比較的症状が軽く済んでいる。苦労しているのはこの春で小学4年生となった長男の方。鼻水が出て、ひどいときは鼻詰まりで夜寝られないほどだった。かかりつけである大田区中央の黒崎耳鼻科皮膚科クリニックで花粉症の薬を処方して頂いてしのいでいる。通院する前には鼻のすすり過ぎが耳にきて中耳炎まで起こしてしまった。

 小学2年生の次男もしじゅう鼻をすすっており、中耳炎を起こしているっぽいのも兄と同様なのだが、彼の場合はひと冬ずっとそのような症状が継続しているようであり、花粉症以外のアレルギーの可能性があると黒崎耳鼻科で言われている。

 来年以降も花粉症には苦労させられそうであるので、今年の我が家の状況を記録しておく。

ドライアイと花粉症

 比較的軽い、といいながら実は私の今年の症状はほぼほぼ目に集中している。鼻にも多少来ているのだが著しい目の乾きの方が症状として圧倒的で眼科に通っている。診断結果は「花粉症と合併して中度のドライアイとなっている」という状態とのことだった。もともとドライアイはあったのだが、花粉症で拍車がかかったということらしい。

 最初目薬を3種類処方された。1種類、もうささなくて良いと判断された点眼液の名前は失念してしまったが、残りの2種類は下記。

  • フルオロメトロン0.1%
  • ヒアロンサン点眼液0.1%

 目の痒みについてはほぼ点眼薬で改善されたが、時間帯によって乾きは感じる。特に、朝起きた時に乾きようがひどい。

 見ていただいている眼科医の説明では、涙がまばたきによって供給されることで潤うので、寝ている間は目を閉じていようが開いていようが乾きがちになるのだとのこと。そこで、ついに眼軟膏なるものも追加で処方頂くこととなった。

  • エリコリ眼軟膏T

 軟膏を濡らした綿棒にとって、下瞼を裏返して塗りつける。これが確かに効いて、目の乾きからはかなり解放されつつある。梅雨の時期にはいったんドライアイから解放されるように出来たら良いのだが。

 元々あったドライアイは、CRT を見ての作業について定期的に休みを取ること、CRT は見下ろせる角度で作業すること──上を向いていると乾き易くなるため──、適度に湿度があるように配慮すること、などをアドバイス頂いている。

食事と睡眠

 ドライアイの話は置いておいて、私の症状がこれくらいで済んでいるというのは何故だろうと時々考える。

 次男の鼻水が花粉症でなかったとした場合、直感的に感じるのが食べ物の好みについてで、次男は野菜だの豆だのの煮物だとか和食のおかずを好んで食べる。

 長男は食べ物の好き嫌いが結構あり、私の子供時代と似ているところがある。野菜をとらないわけではないがサラダにした方が食べる。和食のおかずはなかなか食べようとしない。

 こと朝食に限定すると、いま一番内容良いものをとっているのは私ではないかという気がする。ほぼ御飯と納豆、味噌汁というパターンになっている。

 大豆製品、特に納豆がその繊維質や納豆菌により腸内環境に良い影響を与える……ということは言い切って良い模様で、腸内の綺麗さと抗アレルギー力が相関しているならば、私は納豆で花粉症の症状に立ち向かえている例のひとつになるのかもしれない。

 それを思って最近は、長男が朝食に御飯を食べる時は納豆を少し分けるようになった。長男は味噌汁も野菜が入っているためかよく残すが、納豆は食べるのでこの機を逃す手はない。ちなみに次男は朝食パンを食べることが多いので、折角の和食好きの神通力がきかなくなったのは朝食のせいではないだろうかと密かに考えている。

 子供達の腸内環境をよくしたいために納豆だけでなく、昨年からオリゴ糖を定期購入するようになった。以下の商品で、こちらはヨーグルトだのジュースだのに入れてとる手軽さから続いている。ただし今年の我が家の子供達に関しては効果の有無を判定できるところまで行っていない。

カイテキオリゴ

カイテキオリゴ

 また、これは腸をよくする云々との関係がよく分かっていないが「べにふうき」という粉末茶を家内が友人から頂戴してきたのも試そうとした。ただこれは結構苦くて、子供達はなかなか飲もうとしない。

 うちの花粉症は今年はいつまで引きずるのかわからない。私など初夏に花粉を飛ばすカモガヤという植物に対するアレルギーが一番高いとの結果を以前東邦大学医療センターで血液検査して頂いた時に聞いているのでこれからかもしれない。年齢もあるのだろうが夜更かしの翌日は体調がよろしくないという自覚症状が顕著に出るようになっており、逆に22時23時に寝ていい睡眠がとれているときは体も頭も動いているので、睡眠が何よりの薬と思って過ごそうと思う。

 なんだかんだ言って、今年はポレノンを買い足していないのは、長男もなんとか薬で症状が落ち着いたからかもしれない。ポレノンは便利だから切れたら買うことになるだろうけれども。

ポレノン

ポレノン