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椋箚記

主に合気道とまち歩きについて

腕の上げ方 その2

 丁度2週前の稽古で少し遅れて来たので、他の方の稽古をみられていた段位が上の先生と組ませて頂いた。この日の稽古は後ろ両手取り。

 後ろ手首取りの稽古も勉強になることが多かったのだが、ここで書くのは稽古の最後にいつも行う座法呼吸法の時のこと。

「むくのきさん、引いてますよ」

 と指摘頂いた。

 両の手首を持たれて技に入る前に体を少し後ろに傾けるようにして間をとっていたようで、自分では全くそういう意識を持っていなかったので意外だった。

 先に「腕の上げ方が出来ていないことが、左腕の前腕痛につながったのかも」ということを書いたことがあったが、ここに分かっていなかった原因のひとつがあるのかもしれないと感じた。

 なんで無意識に後ろに引いて間を取ろうとするのかと考えると、「ゆるみを取る」という市大合気道部で教わった理合いがあるのではないかと思い当たった。今でもこういう言い方で稽古しているのだろうか。

「ゆるみを取る」というのはおそらくは藤平光一師範の理論が流入しているのではないかと思う。大阪市大合気道部は阿部醒石門下、現在は阿部豊雲門下になるが、先輩に藤平先生の教わり影響を受けた方々がおられたように聞いている。

 どの技でも使えるのだが、分かりやすく持たれた場合を例にとると、持たれた状態でも皮が動く分くらいは可動である。それを、遊びがある状態で技をかけようとするのではなく、ゆるみを取ってから技に入る、というものと理解している。

 自分はゆるみを取る動きをしたいがために、わざわざいったんニュートラルな状態をつくろうと無意識に後ろに引いて間を取ろうという動きをしているらしい。気がついて以降、それを直すとよりよい動きになるのか、注意して稽古してみている。

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