子供の頃に読んだ雑誌

 奈良市西登美ヶ丘に(あるいは福岡市中央区警固に)住んでいた小学生時代、両親に学研の「科学」と「学習」をとってもらっていた。どちらも好きで良く読んでおり、「科学」の付録でついているカメラをつくったり、カブトエビを育てたりも面白かったし、内山安二さんの漫画にも親しんだ。

 改めてしらべたら、「科学」も「学習」もつい最近までは刊行されていたと知った。社会科などの雑誌である「学習」は一昨年に廃刊、理科などの雑誌である「科学」は昨年廃刊だそうだ。

 いま小学生2人の親となると、同じような雑誌から頭で考える分の栄養をとってほしいと思う。月に1回くらい、本屋に行くと「どんな本でもいいから2冊買うてあげるから選んでおいで」と言うことがある。本はなんでも良くて、一番最近にやった時は2人とも揃ってナンセンスギャク漫画の『でんじゃらすじーさん』の単行本を選んできたが、そんなセレクトでも親の判断を差し挟まず買うことにはしている。

でんぢゃらすじーさん邪 1 (てんとう虫コロコロコミックス)

でんぢゃらすじーさん邪 1 (てんとう虫コロコロコミックス)

 それとは別に、親が選んでアマゾンで買うこともある。幼稚園ぐらいまでは絵本を選んでいたことがあるが、さすがにそれらを寝る時に読んで聞かせることも少なくなった。かこさとしさんの絵本2冊が今でもラインナップに喰い止まっている。

どろぼう がっこう (かこさとし おはなしのほん( 4))

どろぼう がっこう (かこさとし おはなしのほん( 4))


からすのパンやさん (かこさとしおはなしのほん (7))

からすのパンやさん (かこさとしおはなしのほん (7))

 最近何度か「科学」や「学習」のような雑誌のイメージで「たくさんのふしぎ」を買っている。長男は普段「コロコロコミック」なんぞを私の前では専ら読んでいるのだが、このような親父が買って来る本も全く読まない訳ではないらしい。次男の方がより「たくさんのふしぎ」には興味を示しているように見える。下記「バシリスク」の特集なども、寝る前に何度か読むようリクエストをもらった。

月刊 たくさんのふしぎ 2011年 07月号 [雑誌]

月刊 たくさんのふしぎ 2011年 07月号 [雑誌]


月刊 たくさんのふしぎ 2011年 03月号 [雑誌]

月刊 たくさんのふしぎ 2011年 03月号 [雑誌]


ダーウィンのミミズの研究 (たくさんのふしぎ傑作集)

ダーウィンのミミズの研究 (たくさんのふしぎ傑作集)

 でももしかしたら子ども達が面白いのは違うことかもしれず、次は何を用意するのがいいかと考えたりしている。次男は親もちょっと感心するような身体能力を持っていて、かつキーボードや私のブルースハープなど楽器にも興味を示す。長男は国語の読解でよく早とちりをやらかすが暗算の速さは私をとうに追い抜いている。