袴の修繕

 3月28日の日曜日の稽古、大森第三中学校で場所を借りての稽古の時に袴の股間のところが裂けて破けてしまった。翌々週の演武会は破けた袴で演武していたことになる。幸いにもあまり目立つところではないから誤魔化させて頂いた。

 ただ、以前から腰板のところのほつれも目だって着ていたので、修繕を真剣に考えることとなった。以前にネットで検索して大岡山駅前の武道具屋さんで合気道着にも詳しそうなところを見つけたが、悪いことに土日には休みらしい。メールで問い合わせしてみても梨のつぶてだった。

 先日大田区合気道会の尾崎先生が子供の道着でお手元にあったのを持ってきて下さったのだが、その合気道着が入っていた袋が岩田商会という武道具店のものだった。次にここはどうだろうかと、東京慈恵会医大病院の診察の日に行ってみようとした。

 新大久保の百人町にあるのだが、行く前に電話をしてみたところ「よその袴はちょっと……」と難色を示された。「うちの袴とは縫い方が違うので分からない場合も多いし、分かっても修繕費が高額になります」とお逃げになる。どう言っても受けたくないようなので、諦めた。武道具店ってそういう商売なのだろうか。東京の武道具やさんにも行きつけを作ってみたかったのだが。

 結局大阪の中西武道具店に電話で相談したところ、郵送してもらえば見て修繕費をお返事します、と言って頂いた。この仲に支部道具店、ネットショッピングもできるようになっていて、連絡先にはフリーダイヤルを用意している。

 本日家に連絡があり、修繕費1200円、送料710円、代金引き替えになるとのこと。それでお願いした。

(4月18日追記)

 早速返送されてきた。料金は上記電話の内容通り。

 修繕前の状態を写真に撮ってなかったから比較できないが、破けはもちろん、気になっていた腰板部分をきちんとして頂いている。料金が想定内だったことも含めて嬉しい。結局購入元にお願いするに越したことはないということがはっきり分かった。

 それにしてもこの紐の結び方は流石だけど、ほどいたら二度と再現できない。