片手取りの取らせ方

 大田区合気道会の稽古は、通常使っている南馬込文化センターが使えないということで、大森第三中学校での稽古だった。校舎の二階にスペースがあって、畳をひいて稽古ができるようになっている。普段は中学校の合気道部とか、稽古しているのかな?

 ちなみに本日は次男と幼稚園で同じ年中組のクラスの友達が合気道の体験に行きたい、ということで、家族で来られていた。すると小学校まで待ちなさい、と言いつけていた我が次男も黙っておらず、同様に体験に行くこととなった。かくして長男は道着をかつぎ、次男は動きやすい服装で参加、となった。

 私は普段から長男を稽古に連れて行き、自分も道着を着て子供たちの稽古に参加させて頂く。今日は家内も見に来て、車で子供たちを連れて帰ってくれたので私は12時まで稽古に出ることができた。主に私が次男の友達に稽古をつけて、次男は別の方にみて頂いたが、次男が要領よく稽古するのに引きかえ、お友達の坊んはちらちらお父さんお母さんをかえりみて稽古にならない。それでも面白かったらしく、続けそうな様子であるらしい。うちの子はもちろんやるんやろうなぁ。習い事にお金がかかる年頃にはやくもなってきたのか。

 さて、今日は大人の稽古には半身半立ちがあったのだが、半身半立ち片手取りからの四方投げで指導頂いたのが、取らせる際の腕の向きだった。

 どちらかというと手の甲を見せるように稽古していたのだが、取らせる時は掌側を見せて取らせる。取られる瞬間にかえすと相手の肘が逆に極まって崩れるので、四方投げにスムーズに入れる。

 いろいろ試してみたいが、思い返すと片手取りで相手に取らせる時は他の技でも掌を上にして稽古しているようだと思い当たった。他の技にも変化することを考えると理に適っているかもしれない。

 なお、ちょっと半身半立ちをやっただけで膝をすりむいたのには参った。10年前までは座法や半身半立ちをやり込まないとすりむいたりはしなかったものだが。まぁ、皮がめくれたくらいで技がどうこうなるわけでもないか。

余談

 尾崎師範は前日から富山県の合気道連盟の設立のため出張されている、とのことで、途中立ち寄られ、挨拶だけされてまた本部に会議に向かわれた。

 富山県、と聞いて調べてみたのだが、県の合気道連盟は既存である模様。


富山県合気道連盟


 みると、小林保雄先生の小林道場と西尾昭二先生門下の道場で構成されているようにみえる。いずれも合気会に所属している。新たに合気道連盟を組織として立ち上げる経緯がどのようなものかは、今の時点では分からない。

さらに余談

 あれ、大田区合気道会のサイトが not found になっている。消しちゃったのかな。