椋箚記

主に合気道とまち歩きについて

迷い伝書鳩の助け方

 東京慈恵会医科大学付属病院の循環器内科に定期通院してきた。診断に特に変わりは無く、普段どおりアムロジンを処方していただいて帰ってきた。

 マンションに帰ってきたら、庭に鳩がいるのに気がついたが、近づいても逃げない。足に環っかがついている。下に糞と尿が溜まっているのを見るとずうっとじっとしているらしくって、伝書鳩が病気なのかな、と思った。

 帰って家内に話すと昨日からマンションの敷地内にいて、少しずつ移動しているが飛んではいかないらしい。届け先を調べることとした。その経緯を記録しておく。

たらい回し

 twitter で【急募】つけて tweet したと同時にGoogle検索し、社団法人日本伝書鳩協会のサイトにヒットした。ページ上部に連絡先電話番号が掲示されているのでそちらに電話していろいろ聞いたところ伝書鳩にも2団体あり、脚環の番号からどうももうひとつの団体「日本鳩レース協会」所属の方が飼っている鳩らしいということになった。日本鳩レース協会の連絡先を聞いてこちらからかけ直すこととする。

 日本鳩レース協会に電話し、脚環の番号を伝えた。「JPN」と書いてある下に数字があるのが鳩の生まれたた年を表すのだそうで、この鳩は今年生まれということらしい。あと英字2桁+数字5桁が印字してあって、固体を識別する。先頭の英字2桁が地区を表すそうだ。

 確認の結果「どうもそちらに近い京浜連合会所属の方の鳩のようです。京浜連合会の連絡先をお伝えすることしか出来ないので、そちらからかけてもらえますか?」ということとなった。

(なんじゃい、たらい回しかい!)と思いながらその京浜連合会で迷い鳩の窓口になっている会員さん宅の電話番号を教えてもらい、こちらからかけることとした。

ふと感じた雑感

 私がたまたまユーザーサポートにも関係する現場で仕事をしているので、「こちらにかけなおして下さい」というたらい回し対応は厳禁としている。必ず自分たち側で調整し、しかるべき担当部署から連絡をさせるようにする。伝書鳩競技の団体というと営利団体ではなかろうから同じ対応には必ずしもならないのだろうと推測するが、同じ組織内であればその中で話を通す方が鳩の飼い主にも早く届くのではないかとおもうのだが、そこまでする余裕がないのだろうか。あるいは鳩というのは家族というよりはあくまでも道具のような扱いなので、そこまで急がないだろうか。

 そういう私も鳩が病気である可能性を見て、近づきはしても一切触りはしなかった。日本鳩レース協会の方には電話で「もしダンボール箱があれば、鳩を捕まえてその中に入れてやって下さい」と頼まれたが、前日が資源ごみでダンボールを出してしまったところでもあり、脚環を確認するだけに止めた。猫に襲われる可能性もあったので白状といえば白状かもしれないが、協会の方々や飼い主以上の情けは注げないし、小さい子供がいて病気が万一うつるかもしれないのに(大丈夫だろうとは思うけど)危なそうなこともしたくなかった。

顛末

 さて京浜連合会の窓口の方宅に電話したところご主人不在とのことで、帰ってきてからご連絡頂くこととなった。いっとき待って連絡があり、バイクを駆って鳩をひきとりに来られることとなった。

 実際に京浜連合会の方がついた時、丁度家内が幼稚園から次男が帰ってくるところで行き会い話しがつながったのだが、肝心の鳩がいなかった。マンションの向かいのお宅が私と同様に心配してどこかに連絡し、鳩を引き渡した後だったとのこと。行き違いになってしまった。お向かいさんはどこに届けたのだろうか。

 最初に Twitter で急募したのに対し急募botが反応し、「市役所が受け付けてくれましたよ」と教えてくれた方がいた。

Twitter / こす: @Mukunokiy 市役所で大丈夫でした。(伝書鳩)

 Twitterを利用していない方々向けに注記すると、bot とはロボットのことで、Twitter内のpost内容を判別して一定の振る舞いをするプログラムである。【急募】がついた post をReTweet(転送による紹介)する。それを見た方がアドバイスしてくれたもので、お向かいさんも大田区役所に届けたのかもしれない。結局そちらの方が早かったのかもなぁ。

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