椋箚記

主に合気道とまち歩きについて

ちょっと慣れてきた時ほど気をつけて

 大田区では先般、新型インフルエンザの幼稚園での集団感染があった。幼稚園で案内文書が配布されたが、7月15日まで該当の幼稚園は閉園措置をとっていたとなっていたのでもう平時に戻っているのだろうとおもう。海外から帰国した園児が1名いて、そこから広がってしまったのだろうということだった。

 この集団感染、園児14名、保育士1名、他に親も数名というから結構な規模なのだが、実はうちが最初に聞いたのは「美容室での雑談」だった。そっちから通勤している美容師さんが出勤できなくなったらしいです、というような話を聞いたのだそうだ。それを聞いた家内はじめ、私も初耳だったので「本当?」という感じだった。

 大田区では幼稚園に子供が通っている家庭には「不審者情報」を一斉連絡する携帯メーリングリストがある。どこそこで子供を連れて行こうとした奴がいたとか、ズボンおろしたおっさんんがいただとか、そういう情報が通知される。最近それに加えて、災害などの情報も通知できるよう、選択できるようになった。

 先月まで高校生1名の感染が確認された、というような情報も災害連絡のほうで来ていたのだが、今回集団感染が確認されていながらまったくメールでの一斉連絡は来なかった。大田区のサイトを見ると「集団感染」が7月に2例でていて、そのどちらか、あるいは両方が上記園児14名のことなのだろうとおもう。


大田区ホームページ:区内発生状況と大田区新型インフルエンザ対策本部の対応について


 別のページを参照すると、どうも7月11日付けで行政としての体制を若干変えたようなのだが、それが感染連絡をどう扱うか、という点については一切触れられていない。

大田区ホームページ:7月11日から大田区の相談・医療体制を変更します(一般医療機関での受診等)


 推測するに感染しても問題が少ないようだし、インフルエンザについてはいちいち連絡しないことにしよう、というようなことがあったのではないかと推測するのだが、実はいきなり集団感染になってしまい、しかも連絡が遅れたためタイミングを逸して結局メーリングリストも出しそびれた……ということがあったのではないかともおもう。

 実際、子供の友達のお宅が東邦大学医療センターに行こうとしたら「午前中はインフルエンザのお子さんがおられますから、午後がいいですよ〜」と言われて「へ?」とおもったそうなのだが、そういう会話があったのであるならばなおさら、多少遅れてでも「遅れたことをお詫びします」とかつけてメーリングリストを発信しても良かったのではないかと感じる。

 重いものを持つ仕事では、やりはじめた時期よりも慣れてきたときにぎっくり腰などやってしまうとのこと。慣れてきた時こそ気をつけるというのは、インフルエンザ対策にも通じることではないだろうか。