2009年夏は東京都議選があります

 昨日梅田小学校を会場にして開かれた「子どもガーデンパーティ」に出かけたが、いわゆるこのような地域のお祭りに行くと、政治屋さんが背広を着て挨拶に来ているのを見かける。来賓として来て頂いている場合もあるだろうし、自治会など地域の様々な集まりに自発的に挨拶に来られるというのもあるのだろうと想像する。

 この日の午前中には、合気道の稽古場所となっている南馬込文化センターのすぐそばで共産党支持者の方々が演説をしておられた。右近坂を下りきったあたりで幟をたてて、話をされているのを通り過ぎながら聞いていたが、その話で都議選が今年あることを知った。そう知ってしまうと「ガーデンパーティ」で背広姿の方を複数みかけたのも都議選を控えている今の時期と関係ないこともないかもしれない、とおもってしまう。

 ちなみに。

 都議選は7月12日(日)投票・即日開票予定。

 私は選挙があるたびにあれこれ立候補者がどうだのということを書くのだが、書くときに常にテーマとして持っていることには、

 選挙は投票率が75%以上ある必要がある

 ということがある。「75%」という数字には根拠がなく大雑把にこれくらい、という意識だけのものである。投票率が75%に達していれば大丈夫というものではないが、50%前後なんかだとまともな政治行政はとうてい望めない、とこれは断言している。

 そういう意味では、数ヶ月前から都政についてあれこれ論う機会を増えて注目され、ひいては高い投票率で都議が選ばれことになるならばあちこちで政治屋さんを見かけるというのも良いことだとおもっている。そんな中この都議選と衆議院選挙がぶつかると力が割けなくなるから、時期をずらそうなどと官房長官が言っているという記事を見かけたが、興ざめなことだ。

 一昨日はうちに、民主党所属の区議さんが挨拶に来られた。以前アンケートはがきみたいなものが来たので「海賊対策について見当違いな発言をする所属議員がいるのは何とかした方がいいんじゃないですか」というようなことを書いて返信していたのに対してのリアクションだった。これも都議選を控えての動きといえるのかもしれない。

 どの議員さんでもウェブサイトなりブロクなりを開設していたりするので、その気になれば普段からコンタクトを取ることも可能なのではないかとおもうが、わざわざやる気は出ない。それでもアンケートはがきが来ると投函してしまったりするもので、アナログなコミュニケーション方法も馬鹿にしたものではない気がする。