薬のネット販売

 先日「楽天で常備薬(胃腸薬)を買えることに気がついた」ということを書いたばかりだったが、松永英明さんの「絵文録ことのは」を読んでいてネットでの薬の販売が禁止されるという話が出ていることを知った。え〜! メールを調べたら確かに楽天から反対を求める署名への協力依頼が来ていた。厚生労働省あての署名。

ネットでの薬販売ができなくなる話から「総合医」「ナース・プラクティショナー」医療制度を考えてみる[絵文録ことのは]2008/11/29

 コンビニエンス・ストアでも薬の販売が行えるよう規制緩和されているなか、時代に逆行している。特に建前と本音の部分については松永さんの意見に賛成。省庁はこの劇症的な不景気のなか、一部企業団体の顔色なんぞをうかがわずに本当に社会のためになることを考えてほしい。

 国籍法改正についてもやたらに進めようとする政治やさんたちに疑念が絶えないでいるところ、この件について企業のちょうちんをもって動きまわっているひとがいそうだ。

【楽天市場】困ります、私たち。〜ネットで薬が買えないなんて〜






厚生労働省は、一般用医薬品の67%を占める1類医薬品及び2類医薬品のネット販売を2009年6月から禁止する薬事法施行規則改正案を示しています。

 さてそもそもコンチーム錠は禁止対象に入ってしまうのだろうか。健胃腸薬としてはかなりおだやかなものだと思う。上記「1類医薬品及び2類医薬品」に入るのかどうかいまいち分からない。

 上記ページには禁止対象になる医薬品の例が出ているがいまいち分からない。調べてみると、どうもコンチーム錠やビオフェルミンは3類医薬品になるらしいと分かった。

厚生労働省:医薬品のリスクの程度の評価と情報提供の内容等に関する専門委員会の第12回資料

 ちょっと安心だが、それはそれとして厚生労働省薬事法施行規則改正案には反対の意を表明しておきたいとおもう。