椋箚記

主に合気道とまち歩きについて

個展に行く

 ブログというツールで書き始めたのが2003年8月。5年経っている。

 コメントなどを通じてやりとりをさせて頂いた方も多いが、実際にお会いしたひとというのは「マチともの語り」の仕掛け人MAOさんだけだった。「だった」というのは本日二人目にお会いしてきたもので、田口輝彦さんである。

造形作家な日々
ぞうけーさっかな日々(ブログ)

 田口さんとコメントのやりとりをしたのは4年前、オリンピックにテコンドー代表の岡本依子選手が、競技団体のゴタゴタで出場できないかもしれない、ということを書いたときだった。この時この件について書いているブログに片っ端からコメントして連携しようとした。そのブログのひとつが田口さんのものだった。

 書いたことが功を奏したかどうかさっぱり分からないが、岡本選手は出場することができた。それ以来も田口さんのブログをアンテナに入れて読んで、時々コメントしていた。

 前にも個展をされるというエントリーを読んで行きたいとおもったことがあったのだが、子供が熱をだしたりしていけずにいた。今回銀座で個展をされるということを聞いて、当初は家族をつれてたまには銀座でも行くか、と家内と計画していたが、次男が熱をだしたので(熱が出るのは夜だけで日中は元気なのだが)私だけ行かせてもらうことになった。

 場所は東銀座の駅のある交差点の近く。入ると田口さんご本人がおられてご挨拶できた。

 木工と粘土を合わせた(かな?)オブジェが並んでいて、売約済みになっている作品が多かった。猫や兎、蛙といったどうぶつをモチーフにしたものや、それが物入れになっていたり、額になっていたり。絵も展示されていた。

 今まで写真でしか見せていただくことがなかったが、実際に見るといい。買っていくひとの気持ちが分かる。どこか気になる作品があったりする。大阪にいたとき、もっと抽象的な木工芸術の個展を見に行ってピンとこなかったことがあったが、田口さんの作品はちょっと置いておきたいような気がする温かみがある。うち狭くて、置くようなスペースが確保できないのだけれど……

 そのなかに「抱擁」という作品があって、男女が抱き合っている人形なのだが(これ表紙にした本をつくりたいな)とおもってみていて、田口さんにもそんな話をした。私といえば書くことになるが、作品をモチーフにまた別の作品をつくりたくなるような、そんな想像の余地を感じた。いつか「あの作品の写真を使わせて下さい」とお願いするような日が来るだろうか。

 だいぶ長居をして、お茶までご馳走になって帰った。当日は展示になかった、少年と少女の人形のオブジェのポストカードを購入して(これもちょっと気になったので)おいとました。

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