椋誠一さんについての空想
長男と私は笑いのツボが近いらしく、しょーもないナンセンスなギャクとかでゲラゲラ笑ってしまう。
tvkで日曜日の18時半、他局の「サザエさん」とかぶる時間帯に『天才バカボン』のアニメの再放送をやっている。『天才バカボン』は何度かアニメ化されているようだが、最近のではなく昭和に作られたシリーズだろうとおもう。
今日子供たちと見ていたら後半に「おかしなふしぎなチャペルなのだ」という題の作品があって下らないところで受けたりしながら見ていた。内容は置いておいて、初めだか最後だかに脚本と演出の氏名が出るのだが脚本が「椋誠一」となっているので目にとまった。
自分の苗字「椋」は変わっているのでつい同郷かとおもってしまうのだ。
調べてみたが、『天才バカボン』の脚本にしかこのお名前は出てこず、国立国会図書館のNDL-OPACでも見つからなかったのでペンネームだったのか本名だったのか、よく分からない。
私の郷里は山口県の須佐というまちでそこにも「椋」ないし「椋木」姓は何世帯かある。ちなみに私の戸籍を取り寄せると、役場の担当者も「椋」さんである。わたしと同じ「むくのき」さんか「むく」さんか、読みは分からない。
この椋姓の出自は隣の島根県益田市で、いまも安富、虫追(むそう)という場所には椋姓が集まっている。うちが益田を離れたのは江戸期直後のようなので、その地には全く縁がなくなっている。
島根や山口には椋の字がつく姓が多いので、椋誠一さんもあるいは……ただ椋鳩十さんのようにペンネームということもありうるなあ……とおもった次第。
この「木へんに京都の京」の字を私と同じくたくさん署名したであろう人物がどんなひとで、どんな志でペンを走らせていたのか、ちょっと興味がある。
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