下野下調べ

 昨日大田文化の森の図書館で借りてきた本。

下野街道物語 大いなる栃木の街道をゆく

下野街道物語 大いなる栃木の街道をゆく

 来月栃木にいちご狩りに行く計画がある。行くとなると、いろいろ下調べをしたくなる。たいがい、紀行文を漁り、地図を眺める。

 昨年会津に旅行した際、最初に休憩したのが栃木の佐野サービス・エリアだったので、あの辺りに行くのだな、と思いながらこの旅行に先立って読んだ『日本奥地紀行』の栃木通過の箇所を読み返す気になった。この本は東洋文庫電子書籍版を購入してある。

 あと調べたら、紀行文としては松尾芭蕉『おくのほそ道』があることに気がついた。岩波文庫のリアル書籍(変な表現)がどこかにあるはずだが、この際にと『おくのほそ道』をもとにしたガイドブックのようなものを2冊ほど図書館で借りていた。上記はそれに追加して大田区内の他の図書館から移動してもらって借りたもの。

 広大な栃木県内を通る街道ごとに書かれた本で、移動時などに読んでいる。文書については主語が明確でない箇所もひとつふたつ見つかってしまい、文献引用も明記されていないので軽い読み物として読んでいる。

 それでも「北関東」という言葉でひと括りにとらえていた栃木について知識が増えてくると面白い。今回行き先になっていないが、栃木とか、宇都宮の白沢宿とか、喜連川とか、まちなみがいい感じに思える場所があることも分かってきた。