椋箚記

主に合気道とまち歩きについて

廃棄物追憶

 夫婦というのはうまいように性格が違っていたりする。

 私はものが捨てられない性格である。

 一方で家内は「片付けるということは、捨てるということ」という明確な哲学を持っているひとである。

 お陰でうちのなかは常に綺麗に整頓されていて、私の端末デスクの付近だけが雑然としている。それでも私もだいぶものが捨てられるようにはなった。家内は「わたしに任せてくれれば、ぜんぶ捨てちゃうんだけどな」と言われていて、まだ捨てきれないものがあることが彼女のストレスであったりするようなのだが、それでも多少は私も片付けられるようになったと評価してくれている。

 昨年も捨てきれずにいたものを更に捨てた。ひとつはシャープのデジタルカメラ、QV-10

 それまでCANONのEOSでフィルムに写真を焼き付けていた私はデジタルカメラについて雑誌で読んで可能性が拓けたような気分になり、QV-10とMACのPERFORMAを勢いで購入してしまった。今でこそ携帯電話のカメラにも劣るものでおもちゃのようなものだが、デジタルカメラを一般にひろめた機種として捨てがたくいたが、廃棄した。

 もうひとつ、A-2ジャケット。

 大学生のときこのシルエットにあこがれて、大枚をはたいてアメリカ村で購入した。なにしろ重たいし、ファスナーがだいぶ前に壊れてしまっているので着ることがなくなっていた。更にはA-2ジャケットが格好いいような体型を維持できていない。古着やさんに持って行くこともなく、廃棄した。

 今年は何を捨てることになるかな。

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