おまえうまそうだな
クリスマス・イブに、ということでケーキを買いに行った。昨年は大森のアトレに入っている「FLO」でクリスマスケーキを予約して買ったのだが、一家で吐き下しの風邪をひいてケーキを満足に楽しめない状況だった。その反省を踏まえてケーキの予約はせず、カットしてショーウィンドウに並んでいるケーキを買うことにした。
2年前自由が丘の「モンサンクレール」で子供の誕生日だったかチョコレートケーキを買ったことがあったがそんなに評価は高くなかった。とはいえ有名な店なので再チャレンジと、自由が丘に出かけた。
「モンサンクレール」は長い行列が出来たのでいったん行く気が萎えたが、自動車をとめて他のケーキ屋でも、と家族で歩いて回った。ここにあるとおもっていたら花屋さんに変わっていたりして、なかなか家内が財布を出そうというケーキ店がない。
駅前に出た時本屋さんの前に恐竜のきぐるみが立っていて呼び込みをしていた側を通った時、なんか抱いている次男の体が斜めにつっぱっているなぁ、とおもっていたら突然
「こわいい〜!」
と泣き出したので笑ってしまった。あとで絵本に出てくる恐竜だと知ったが、そんなに怖くないのにもの凄い怖がりようである。
- 作者: 宮西達也
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長男は2歳くらいに「仮面ライダー龍騎」と握手しにいってやはり泣いたが、今は平気である。次男の方が普段の性格はおおらかで大胆なのだが、この子にも私と同じビビりの血が流れているのかもしれない。
そのあとも歩いて行き、結局子供たちを私が「自由が丘公園」で遊ばせている間に家内が「モンサンクレール」の列に並んでケーキを買うことになった。ゆうに1時間ちょっとかかったのだが、子供たちは喜んで遊び回っていた。ここのところ誰かが風邪をひいて家にいることが多かったので、鬱憤がたまっていたのだろう。
家内も病み上がりながら並び通した。なんでも列の前がカップルで、とてもウザいカップルだったそうである。家内にウザいと判断されるということは、常識を超えたバカップルさんだったのだろう。
さて面白いのは次男で、帰ろうとすると嫌がる。何かときくと「かいじゅうのほうにいくのいやだ」だそうである。あそこは通らないから、と言い聞かせて本当に駅前をよけて帰った。次男に言うことを聞かす際のキーワードがひとつ増えた。最近言葉遣いが悪かったり、言うことを聞かなかったりなのである。
帰ってケーキを食べたら、甘すぎないおいしいものだった。ただ子供たちには物足りなかったようで長男は少し残していた。大人の味かな。