口内炎の予防法を発見しちゃったかもしれない

 私は口内炎によくなるので、ちょっと意味が違うかもしれないが口内炎が出来て痛い思いをする度に「宿痾」なんて言葉が浮かんできたりする。

 それが、ここ1ヶ月以上出来ていない。口内炎に縁の無い方にはどうという感じでもないだろうが、それまでは隔週で出来ていたから物凄く楽だ。仕事場でも舌先三寸が重要な作業をしているので、とても助かる。口内炎が出来ると、正常にしゃべれなくなってしまうこともあるのだ。打ち合わせの席で笑われるなんてこともあった。

 最後に口内炎が出来たのが、夏の休暇を終えて仕事場に出た8月17日で、それから1週間ほど痛んだ。治ったのが8月24日くらいだったろうから、1ヶ月以上経っている。その辺りから何か生活習慣で変えたことがあるかというと、一つしか思いつかない。たいしたことではないが、


 朝起きたら、一杯麦茶を飲む


 ようにした。この夏とにかく暑かったので、寝ている間にだいぶ汗をかく。熱射病だの脱水症状だのの予防を普段からやっておこうと考えてそうしだした。気のせいだろうか体が起きる気がするし、体に染み込んでいくように感じる。

 口内は元々唾液が出続けて嫌菌状態も強いので、傷もすぐ治ってしまうものだと聞いている。その口内に何度も炎症が出来るというのは唾液がうまく出ないような状態になっているのかもしれない。口内炎に関するサイトを見ても「口内を清潔に保つこと」と書いてあって、確かに仕事場で歯を磨くまではしないが、朝晩は必ず歯を磨くしそんなに不潔にしているとも思えない。根本的な口内炎の原因というのは、唾液による浄化の仕組みが働かないことが原因かもしれない。実際、耳のしたの「えら」辺りを蒸しタオルで暖めると唾液腺が活発になり、口内炎を直すのに良いと松本整体の先生に教えて頂いたことがあるのを思い出した。一杯の麦茶が、蒸しタオル以上に唾液腺の働きを良くしてくれているのかもしれない。

 何故他の時間でなく「朝一番」に飲むのが口内炎に良いのか、唾液腺に効果的な影響を与えているのかは素人で分からない。ただ朝1杯水を飲むのは良いみたいな話は聞いたことがあるので、口内炎はその効能のひとつに過ぎないのかもしれない。

 たまたま我が家は年中麦茶を沸かして飲んでいるのだが、これが水だったらどうなるのか、水道水とミネラル・ウォーターだと違うのか、ジュースでは違うのか、といったことは今後試してみたい。

 また、この1ヶ月全く無事だったわけではなく、時々口内炎になりそうな部位が出たりしていた。ただ、決して口内炎に至らずに治っている。その状態で今後もいけるかもみておきたい。

(今まで口内炎について書いた文章)
呼吸のはなし
口内炎
休暇明けなのに