馬込湯殿公園のこども相撲大会

 西馬込の駅からちょっと歩いたところに湯殿神社があり、そばに公園がある。家内は時々子供たちを遊びに連れて行く。そこでこども相撲大会がある、というので同じ幼稚園に通う子供たちで一緒にエントリーした。

 朝起きたら長男はやる気で、相撲を教えてくれというので立会いはこんな感じ、と半分ふざけながらも教えておいた。次男もやりたい、というので同様に教えておいた。その後長男は歯医者に行かないといけないというのでテンションが下がってしまい「すもうやらない」「みるだけにする」などと言っていたが、歯医者の治療後そのまま湯殿公園に直行し友達と遊ぶうちにまたやる気になったようだった。なにしろ買っても負けてもお菓子がもらえる。かぼちゃ祭りといい、他の神社の秋祭りといい、南馬込の土地では子供たちが喜ぶイベントが催されるのに感心する。

 相撲大会は湯殿神社のお祭りの催しとして西馬込駅前の商店街の方々などがされるらしい。こども相撲大会だけでなく、大人向きにジャンケン大会(勝ち残ったらお米5キロ)も差し挟むので、お母さんたちの心も逃さない。ちなみに私と家内とそれぞれ、あと一回勝てばお米というところまで行きながら最後に負けていた。

 肝心の相撲は長男が幼稚園で一番仲の良い友達との取り組みだったのだが、背の順で長男が前から二番目、その友達が後ろから二番目という体格差のため残念ながら敗戦。お母さん方の喝采を浴びたのが次男で、一回り大きい坊やとの取り組みで負けたのだが最後まで粘ったもので大いに男を上げて帰って来た。普段ふたつ上の兄やその友達と一緒に遊び、いじめられてもやり返すだけのことはある。次男はなぜか同い年の友達がいないのだが、こうやって逞しく育っていくのだろうか。