『夢をかなえる洗脳力』
何ヶ月も前に大森駅「アトレ」のブックワンで見かけて依頼気になっていたこの本を、ここのところ読んでいる。
別の経緯で、広くリーダーシップないし組織運営に参考になりそうだと思った書籍を一定のペースで読んでみよう、という目標を立てたので、その第一弾をこの本にした。
- 作者: 苫米地英人
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2007/03/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 個人をベースにして「成功」とか「夢」を考えるのは間違い
- 「抽象化思考」することが必要
- 「抽象化」の最大表現は「空」である。「空」とは「無」と違い、「何でもないものであり、かつ全てを包含する」概念。
- 現実があってそれを人間が捕らえているのではなく、人間の感覚したものが全てである
- だから、感覚を制御すれば現実を帰ることが可能
- 「抽象化思考」のトレーニングとして、概念を五感に「マッピング」する
「抽象化」は「汎用化」と言い換えてもいいかもしれない。その問題に捕らわれるのではなく、その問題の外に出て眺めてみることだ。
上からものを見たように感じるひともいるようで、実際(ここの語尾はこう書いたらいいのに)と思う箇所も無いではなかったが、理性的に書かれているという印象。